初戦の振り返り~痛感した「1部と2部の差」

シーガルズの神野卓哉監督は入替戦を控えた取材で、「ウチは秘策もないし、できない」とし、就任から1年半かけて愚直に徹して来た球際の強さや攻守の切り替えの速さといったハードワークを武器に戦うことを宣言していた。
試合開始から15分間は前から徹底的にラッシュをかけて“奇襲攻撃”を仕掛けるのは、確かに“奇襲”かもしれないが、ハードワークを武器にする格下のチームが上のカテゴリーのチームと対戦する際に用いる常套手段である。ただし、神野監督はそこに1つだけ“策”を用いた。それが本来は2トップの1角としてプレーするFW高橋美夕紀(背番号15)の右サイドMFとしての先発起用だった。「すごく調子が良かったので、初めてさせるポジションだったが、『楽しい』とプレーしてくれた」(神野監督)