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無冠のモウリーニョとドログバの復帰

 モウリーニョがレアル・マドリードからチェルシーに復帰して1年が経った。監督の交代を頻繁に行ってきたチェルシーは、解任したモウリーニョを再び招聘し、オーナーのアブラモビッチはスペクタルなサッカーを厳命した。しかし、シュールレ、シュウォーツァー、エトーらを獲得したが、復帰1年目は無冠に終わってしまった。

 そして今夏、アシュリー・コールとエトー、ダビド・ルイスを放出。セスク・ファブレガス、ジエゴ・コスタ、ドログバなどのビッグネームを獲得し、昨年以上に良いメンバーが揃った。
 GKはアトレティコ・マドリードで活躍したクルトゥワと長年正GKを務めるチェフがレギュラー争いをすると考えられ、控えGKを含めても十分な戦力である。
 DFは、基本的にイヴァノビッチ、ケーヒル、テリー、そして、コールの代わりにアトレティコ・マドリードから獲得したフェリペ・ルイス、もしくはアスピリクエタがレギュラーになると考えているが、33歳のテリーの代わりとなる選手を早めに取りたいところだ。
 MFは、獲得したセスク、マティッチ、オスカル、アザール、ウィリアンあたりがレギュラー濃厚で、ラミレスやシュールレもいるので戦力は十分だ。
 FWは基本的に1番手と考えられているのは、昨シーズンのアトレティコ・マドリードで得点を量産したジエゴ・コスタだろう。また、オプションとしてドログバ、トーレスといったビッグネームもいる。トーレスはチェルシーに来てからなかなか活躍はできていないが、36歳のドログバは全盛期のパフォーマンスは期待できないが、ワールドカップでは存在感があり、十分怖い存在だった。調子によってはスタメンで出てくるだろう。

 昨年リーグ3位だったチェルシーは、今シーズンの戦力全体を考えてみても十分に優勝を狙えるメンバーであることは間違いなく、移籍市場が閉まるまでは更なる戦力アップすることも考えられる。また、昨シーズン2位のリバプールは重要な戦力であったスアレスを放出し、戦力ダウンは否めず、優勝争いはできないだろう。マンチェスター・ユナイテッドもアーセナルも優勝の期待は薄い中、マンチェスター・シティが唯一チェルシーと優勝争いするクラブだと考えている。

 スペシャルワンと呼ばれるモウリーニョは2年目のチェルシーに何をもたらすのか。