しかしそうやって獲得した選手が必ずしも金額に見合った活躍をするとは限らない。近年のプレミアリーグでいえば、チェルシーのフェルナンド・トーレスがそうである。リヴァプールで驚異的な活躍をみせたトーレスは鳴り物入りでチェルシーに入団したが、ここまでずっと、金額に見合った成績を残すことができていない。
だからこそ、多額の金額を支払ってでも、超有望株の新選手をチームに迎え入れることができるのはとても嬉しいことだが、それだけで喜んではいられない。シーズンが始まり、新選手が出場、活躍をしてこそ、初めてその選手を獲得したことの真の喜びを味わえるのだ。
最初の数試合は活躍が出来なくとも「チームにフィットするまでは大目に・・・」とサポーターたちも優しい。しかしシーズンを通して活躍ができなければ、「なんであんな選手をあそこまでの金を使って・・・」といった事態になってしまう。金満クラブの横暴なまでの金使いにはそういった危険性をはらんでいるのだ。