ペジェグリーニは必然的にシルバ、ナスリといった過去の英雄に頼るしかなくなり、そんな彼らのパフォーマンスも徐々に低下してきている。シティのようにスター選手を集めて作る金満クラブは、常にスターを供給し続けないと強さを維持できないという欠点を抱えているのだ。
チームに確固たるアイデンティティが存在すれば問題ないが、若手を育てるという概念が無い以上、どうしても実績のある選手を求めてしまう。しかし欧州の舞台で実績のある選手というのは、多くが20代半ばの選手となるため、賞味期限が2~3年で過ぎてしまう。
つまりは、11-12シーズンにプレミア史上初の優勝をもたらしたナスリやシルバは賞味期限が切れ、チームには新たなスターが必要となっているのだ。それを獲得するミッションに失敗したシティは、徐々にチームが「破壊」の道へと向かっている訳である。