☆変えられないミランの流れ
3月16日におこなわれたアウェイ・フィオレンティーナ戦。結果が出ていないながらもインザーギから一定の評価を得ている本田は、この日も先発だった。予想された4-3-1-2の「1」に当たるトップ下ではなく、すっかり慣れ親しんでしまった4-3-3の右サイドハーフでの先発となった。
チームの不調ぶりを肌で感じる本田は、しきりに連携面の重要性を口にする。インザーギの手腕が未熟な事も理由の1つだが、チームにはスタンドプレーの流れが出来上がっている。ボールを長く持ちたがるメネズ、ゴールだけを執拗に狙うデストロ、ドリブルで自身の存在価値をアピールしようとするチェルチ・・・。
彼らのような優秀な選手が団結すれば良いのだが、今のミランに団結心はほとんど見られない。この試合でも、カウンター時に本田からなかなかパスをもらえないメネズとデストロの不満そうな仕草ばかりが目に付いた。彼らはゴールに直結するパスばかりを求め、チームでの崩しを実行する意識に欠けているのだ。