ユヴェントスはこの冬の移籍市場で、左サイドの補強としてレアル・マドリード所属のポルトガル代表ディフェンダー、ファビオ・コエントランをリストアップしているようだ。
今シーズンは、ここまでわずか3試合、242分しかプレイしていないコエントランは、カルロ・アンチェロッティ監督の構想外になりつつあるようで、そんな彼に対し、コンテからアッレグリに監督交代をしたユヴェントスがアプローチをかけているようだ。
昨シーズンまでコンテが3バックを愛用していた関係からサイドバックの人材に乏しく、ここにきてリヒトシュタイナーが契約延長を渋っている現状から、冬の移籍市場ではサイドバックの補強を第一に考えているユヴェントスにとって、経験豊富な彼は喉から手が出るほど欲しい人材である。
ただ、彼に注目しているのはユヴェントスだけではないのだが、その相手というのが現在セリエAでも二位につけているASローマなのである。
更にはリヒトシュタイナーにも獲得の興味を示しているという噂も出てきており、リーグ戦のみならず移籍市場でも火花を散らす戦いを繰り広げることになりそうだ。
また、バルセロナのブラジル代表ディフェンダー、ダニエウ・アウベスにも興味を示していることをマロッタGMは示唆しており、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルといったプレミア勢とも銭闘になりそうだ。
全世界的にサイドの人材は不足している現状を考えると、彼らベテランの獲得には大金が必要になるだろうが、資金力的に若干劣るユヴェントスはどのような手段を持って彼らを迎え入れるつもりなのだろうか?
今年の冬と来夏の移籍市場、どちらも相当熱くなるのは確定となりそうだ。