日本代表4ー0パレスチナ代表
得点者
【日本代表】遠藤(8分)、岡崎(24分)、本田(44分、PK)、吉田(49分)
強風の中でも主導権を握り続けて完勝。大会全体を見据えたアギーレ監督の采配も含め、日本が連覇へ向けて幸先の良い勝利☆
【日本代表スターティング】
選手 | 採点 | 一言 |
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GK川島永嗣 | 5.5 | ハイボールの対応、クロスのこぼれ球への反応が鈍く試合勘の不足を感じさせるも、DFライン裏のカヴァーも見せた。前半のゴールキックは強風の影響で仕方なし。 |
DF酒井高徳 | 6.0 | 僕は内田篤人が全ポジションで最高の日本人選手だと思っていますが、今大会は”高徳の大会”としなければいけない大会。アギーレ体制後に多くの先発出場の機会を得ているだけに”内田の穴埋め”ではない。高い位置を取って遠藤のマークを外す役割も担ったり、クロスだけでなくミドルシュートを積極果敢に狙うなど”高徳らしさ”を見せた。 |
DF吉田麻也 | 6.0 | 香川の高精度クロスを完璧に仕留めた”プレミアCB”のヘッドはアジアでは次元が違う。ただ後方の選手の中では唯一危うい場面もあった。この4年間の成長度で言うと最も伸びた選手だと思うので、今大会で彼が今後の主将として引っ張っていけるぐらいの存在になれる活躍を期待。 |
DF森重真人 | 6.0 | 長谷部と連携して後方から起点を作って攻撃を構築。得点にも絡む組み立てを見せるなどアギーレ体制後唯一の全試合先発出場を記録するという監督の信頼に応えている。危機管理能力も高く、なぜ彼がブラジルW杯まで控えだったのかが理解できない。 |
DF長友佑都 | 6.5 | 3点目に絡んだ動き出しはインテルでのウイングバック起用が奏功した部分かもしれない。インテルでは3バックシステムは失敗に終わったが、彼自身は個人レベルで上手く消化して代表にも長所として持ち込めている。攻撃時に<3-4-3>へ移行するアギーレ流は彼にとってプラスに左右するはず!! |
MF長谷部誠 | 6.5 | 1人で何役こなせるのか?遠藤がサボってもボールを奪い切れる守備力。CBと連携して前を向いてボールを動かせる選手を効果的に使える判断力の的確さ。さすがは”ミスター・コンステンシー”(安定感)。前回大会もヨルダン戦でGK川島の退場劇に動揺せずに笑顔で対応し、レフェリーを味方につけるなど主審や相手をも味方に出来る人間性でチームを牽引する☆ |
MF遠藤保仁(58分まで出場) | 6.5 | 先制点となったミドルシュートも含めてまさに正確無比。強風の中でグラウンダーだけで攻め切れるのも彼のゲームメイクあってこそ。彼が交代してから膠着してしまったのは逆に存在感の大きさを感じさせた。しかし、長谷部に頼り過ぎて相手を追うべき場面でサボる場面もあった。 |
MF香川真司 | 6.0 | 正直言って調子は悪いだろうが、それでも3アシスト(1つはPK奪取)。今の香川は以前のように不調なら怖じ気づいてしまうわけでもなく、トップ下に拘るわけでもなく、とにかくプレーに多く絡む事でもがき続けている。もがく姿は苦しそうかもしれないが、それは美しく見える。今大会に出場すると決めたからには優勝に貢献してドルトムントでの復調にも繋げてもらいたい! |
FW本田圭佑 | 5.5 | 起点にはなったが、ゴールもなく、高徳を活かすようなキープやパス出しも出来ず。消化不良だろうが、悪いながらの段階でこれだけ出来るのが大黒柱たるプレーレベルとも言える。黒子に徹する覚悟もありそうなので心強い存在。 |
FW岡崎慎司(80分まで出場) | 6.0 | アギーレ体制になってから1トップを直訴して真のエースFWとしての重責を追う中、少しゴールが少なかったが、味方のシュートに飛び込んで得点するという”らしさ”が出たゴールで気分良く大会に入れるでしょう。動きについては以前ほど動き回るイメージは消えたが、それこそエースの証明になるはず!! |
FW乾貴士(45分まで出場) | 5.5 | ダイアゴナルな動き出しで引いた相手を崩すのに一役買う。クロスやドリブル突破にあともう一歩精度が欲しいところだったが、動きを含めて鋭さは感じさせた。チーム一のテクニシャンである彼の場合は、ボールを持っていない時の動きで貢献したのが何よりの成長の証で、チームに大きなプラスとなる。 |