本当の誠意とは何か?
色々と述べてまいりましたが、もうアギーレ監督は解任され、日本代表監督のポストは空欄になりました。世間は後任人事に執着していますが、本当にそれで良いのか?
ジーコ元日本代表監督ですら、「もう解任したの?アギーレも契約する前に協会に説明してるはず」と擁護してましが、協会も「監督を信じて続投させる」と言いながらの解任劇。今回の一連の出来事には、マスコミはもちろん、協会も、ファンも、誰からも誠意を感じません。
そこで本当の誠意とは何か?と僕なりに考えてみました。
それはアギーレ監督は、日本代表の選手たちからも信頼されており、意外にもアジアカップ敗退後の各種アンケート(各サッカーTV番組など媒体)でも解任が妥当とは思われていません。監督としての能力は高く評価それているし、日本代表の監督としての印象には何ら不信感はありません。
だから本当の誠意とは、アギーレ監督の無罪が2年後くらいまでに証明されたのであれば、再就任のオファーを出す事ではないでしょうか?メキシコ代表監督での2度のW杯ベスト16進出も、本大会1年~1年半前からの土壇場での途中就任から成し遂げた本物の監督ですから。
僕は、けして過去形にはしません。
アギーレさん、ありがとうございます。
今回の解任劇に関して、結局はどこもレアル・サラゴサが問題になっている試合の3週間後には会社倒産法を申請した事実をどこも報道していないようです。こちらの詳細は当コラムで僕が書いた以前の記事をご参照下さい。