ただし、守護神のGK林卓人の存在は絶大。フィールド選手並みのテクニックを持つ日本代表GK西川周作(現・浦和レッズ)がいた頃と違って、やはり林が加入した2014年からはDFラインがリトリートして引くのが早くなった。足元が器用に使えて、飛び出しにも強い西川とは違って、ハイボール処理を含めてぺナルティエリア内でどっしりと構えて安定感を発揮する林。彼の特徴があってこその現在の守備のメカニズムだ。そういう部分もGKを戦術を構築する上で重要な存在とするのが広島らしい。ロンドン五輪世代の代表に選出されていた経験を持つGK増田卓也が控えるが、ここは林に託すのみだろう。