そしてもう1つグアルディオラの能力で見落としてはならないのが修正力だ。彼は負けた試合から敗因を切り取り、次の糧へと変化させる能力に長けている。仮にバイエルンを解任された場合、彼は今回の仕事で何がいけなかったのかを分析するだろう。
大きかったのは自身が理想とする0トップシステムが機能しなかった事、そしてメッシの代役になれると考えたゲッツェのパフォーマンスが伸び悩んだ事だ。つまりグアルディオラは次の職場ではポゼッションとプレッシングの下地に加え、0トップの中央でプレーできる選手を擁するクラブを選択するだろう。
これはあくまで彼が4−1−4−1の0トップにこだわればの話だが、独特の哲学を持つ彼が易々と戦術を変えるとは思えない。美しく勝つ事をメインテーマに、再び究極のサッカーにトライしてくるだろう。