そして今の事態を収拾できるのは、グアルディオラ以外にはいない。彼の哲学はあまりに強烈であり、仮にグアルディオラが解任された場合は誰が後始末をつけるというのか。このスタイルを踏襲するのは難しく、新たなスタイルを植え付けるのも難しい。
新たなスタイルを植え付ける場合には現在のサッカーをバラす必要があり、それで結果を残せるかは不透明だ。下手をすればシーズンに出遅れる事となり、負の連鎖を生み出してしまいかねない。これこそがグアルディオラを招聘するリスクであり、失敗した場合の修正に時間を要する可能性があるのだ。
実際、バルサで彼の後を引き継いだビラノバやマルティーノもチームを立て直せず、ようやく今に至る。彼の目指すサッカーが偉大であればあるほど、後任の仕事は難しくなるのである。そんなグアルディオラに囁かれる解任論と、新たなクラブからのコンタクト・・・。グアルディオラの哲学はどこに向かうのだろうか。