Foot ball Drunker〔161〕visiting 『Estádio do Mar』マトジニョシュ / ポルトガル

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最終予選の中国戦 森保ジャパンにサプライズ招集はあるのか

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早いもので来月5日からFIFAワールド杯アジア最終予選の幕が上がる。埼玉スタジアム2002でに中国代表と対戦する我らが日本代表。台頭著しいのがポーランドで開催された2019年U-20ワールド杯出場組。ベスト16でアジアのライバル韓国に敗れた悔しさを糧に成長した世代。オランダ→ベルギー→オーストリアを経由して五大リ-グにたどり着いたトップランナ-中村敬斗:Keito Nakamura【2000年7月28日生】に伊パルマ/英サウサンプトンとレギュラ-級が軒並ステップアップしている。独バイエルンの伊藤洋輝:Hiroki Ito【1999年5月12日生】は四部クラブとのプレシーズンマッチでのまさかの骨折は本人だけなく日本のファンも顔を歪める。
四月のAFC U-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選·グループBでも対戦した日本と中国。日本だけでなく韓国にも連敗した中国は正直なところA代表も国民が期待できる状況にはない。


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マカオが中国に返還されたのは1999年12月20日。本年は四半世紀の節目となる。その五年前には宗主国ポルトガルのTAPポルトガル航空とマカオ総督府の共同出資によりマカオ航空が創設されており三十周年。翌年マカオ国際空港がオ-プンするなど90年代のマカオは激変を迎えていた。

以前は横浜中華街での高級店で会食する機会もあったが、最近は専ら日高屋のカウンタ-席でジョッキの横にレバニラ炒めの皿を並べている。それが久し振りに本格的な中華を味わったこ写真画像は、北京大興国際空港のラウンジ。北京市民に地元のビールとして愛されている”純生”は燕京ビール社:Yanjing Breweryが醸造している。
麦芽とホップのみで醸造されるドイツのビールに慣れてしまうと日本や中国のように米やとうもろこし、澱粉等副原料を使用したビールの甘味が鼻についてしまう。どれ程の量を使用しているのか検討もつかないが中華のビールは甘味が強い。


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一方横浜中華街から1キロ歩いた馬車道にあるのが葡萄牙料理ピリピリ。横浜在住の友人はワインイベントをサポ-トした際に知り合ったワイン繋がり。お店の自慢はFrango assado=鶏の炭火焼き。レシピは最南端のアルガルヴェ地方で学んだのだとか。


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マカオ航空の日本路線は先ず2007年の関西空港に始まり、次いで’10年に成田線が就航。鹿児島県種子島にマカオより出航した南蛮船が漂着したのは1543年。ポルトガル人からの鉄砲伝来は歴史の授業で習った。早速鉄砲の模作に取り掛かり、翌44年に来島したポルトガル人から技術を習得した末に国産初の銃器が誕生。人殺しの道具だけに480周年を迎えても祝うべきではない。

第161話はポルトの北西、マトジニョシュのエスタディオ·ド·マル。紺碧の蒼穹はイベリア半島ならでは。緑に輝く芝生も眩しいエスタディオでの練習風景を撮影したのは2018年。


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