サッカーにもしもという話はあり得ないが、もし、この点を4年間で改善されていれば結果は違ったかもしれない。
個人的には世界の強豪とも堂々と戦えていたことを評価し、再任要求度は60%としておこう。
ハビエル・アギーレ(2014-2015)
ザッケローニ監督の後に指揮したのはメキシコ人監督のアギーレだ。元々日本人の目指すサッカーとしてメキシコを挙げてきた協会としては待望のメキシコ人監督だったのだろうか?
ご存知の通りアギーレは八百長疑惑で日本代表を指揮した試合は10試合と少ないため、評価しずらいところがあるが、私なりに評価していきたい。
アギーレのサッカーは守備から入り、ボールを奪った後のショートカウンターというイメージがあるが、格上と戦ったのは初戦のウルグアイとその後戦ったブラジルの2試合だけであったため評価しずらい。
ブラジル戦では0-4と大敗を喫したが、その後の試合はほとんどのゲームを支配した。特にベスト8で終わったアジアカップは素晴らしかった。守備面では全員が連動してボールを奪うこともあれば、しっかりとブロックを構築した守備を披露することもあった。圧巻だったのは攻撃面だ。連動した守備から素早い攻撃に繋げるだけではなく、しっかりとポゼッションからボールを繋いでサイドからの崩すシーンも多く見られた。
サッカー自体は素晴らしかったが選手の決定力不足に苦しんだ監督であろう。
日本協会は八百長疑惑でアギーレを解任させたが、私個人としてはアギーレをもっと見たかった。
アギーレが日本でどのようなサッカーを見せたのか?アギーレなら日本人に合ったサッカーを体現できたのではないだろうか?
そういった期待もあって私の再任要求度は80%である。