日本が初めてワールドカップ出場を果たしてから17年の歳月が過ぎた。この17年の間でサッカーも大きく変化し、メンバーも監督もその時代それぞれ変わってきた。今回は歴代日本代表監督に焦点を当てていきたい。私がもう一度監督をやってもらいたいかどうかという個人的な意見も踏まえ考えていきたい。
果たして皆様は何ジャパンが1番好きでしたか?(岡田監督~ジーコ監督編)
岡田武史(98 2007-2010)
ジョホールバルでイランを破って日本初のW杯出場を決めた名将である。特に当時“中山、カズ”のツートップから”城、呂比須”というツートップの同時交代をしたことでもわかるように大胆な采配もする。
98年のW杯では一勝もあげることはできなかったが、それでも途中就任という難しい状態でW杯出場を勝ち取った点で評価できるではなかろうか?
また2010年のW杯でもオシム監督の後を任されるという難しい立場で就任した。
予選こそ危なげなくW杯出場を勝ち得たが本大会前には解任論がひっきりなしに出るほど非難された。
本大会では今までテストしなかった本田圭佑のワントップや阿部勇樹のアンカー起用と課題であった守備を強化するという大胆な采配を直前に行う事でベスト16にまで導いた。大胆な采配の裏にリアリズム思考も強い監督である。