前回の記事でも指摘したように、日本の4-1-4-1にも大きな欠点があった。しかしその欠点を炙り出せるチームがアジアには存在しなかった。アギーレ体制での4-1-4-1はアジアカップに入る時点で6試合しかこなしておらず、完成度もそれほど高くはなかった。
就任当初は若手を積極登用していた事もあり、遠藤や長谷部が4-1-4-1にトライする時間はそれほど多くはなかったはずだ。それにも関わらずグループステージで対戦したヨルダン、パレスチナ、イラクは日本からゴールを奪う事が出来なかった。
準々決勝で日本を倒したUAEも、決定的チャンスと呼べるのは先制ゴールの時のみだった。言い方は悪いかもしれないが、アジアレベルの攻撃力であれば付け焼刃の4-1-4-1でも充分に守り切れる。世界はそう感じたはずだ。