今シーズンは不振に陥っているものの、幾つものクラブから熱視線を向けられている、ドルトムント所属のアルメニア代表MF、ヘンリク・ムヒタリアン。
彼の獲得に、アーセナルも乗り出す模様だ。
彼の獲得には他にトットナムの名前も挙がっているが、ガナーズは中盤の主力の一人であるスペイン代表MFのサンティ・カソルラにアトレティコ・マドリードへの移籍の可能性が高まっているといわれており、その後釜としてベンゲル監督はドルトムンドのMFを熱望している模様だ。
移籍金として1770万ポンド(約31億円)を用意していると言われている。
ムヒタリアンは昨シーズン、シャフタール・ドネツクから2360万ポンド(約44億円)というクラブ史上最高額の移籍金で招聘され、その初年度に大ブレイクを果たした。
しかし、今シーズンはチームにフィットできず、ここまで公式戦でわずか1試合に留まっている。
2017年まで契約は残っており、移籍金はかなり高くなりそうだが、アーセナル側は移籍金に加え、選手の補償もつけた形での移籍を狙っている模様だ。
だが、本来補強すべきポイントといわれている守備側の面子に関しては、噂に上がっていたレアル・マドリードのドイツ代表MF,サミ・ケディラはシャルケへの移籍が内定したと噂されるなど、一向に進んでいないようだ。
得点力や攻撃力だけではなく、守備面の向上を目指さない限り、リーグ優勝はおろかカップ戦でも優勝は覚束ないと思うのだが。