☆中間が無いサッカー
2014W杯グループリーグ第3戦・コロンビア戦の後、ザッケローニは4年間率いてきた日本代表について総括した。
「このチームは強かったが、良い時と悪い時の波が激しすぎた。中間が無かった」、と。
ベルギーやフランス相手に勝利した親善試合では日本代表の良い部分が発揮され、2014W杯では悪い部分ばかりが出てしまった。
W杯のようなビッグトーナメントで勝ち上がるには、悪い試合展開をいかにして乗り切るかも重要な要素となる。W杯後に内田や本田も語っていたように、自分たちのサッカーが出来ない時こそ力を発揮できる集団にならなくてはならない。
それはJリーグにも当てはまる。今季のチャンピオンとなったガンバ大阪は、W杯が始まる6月の時点では降格圏内の16位と低迷していた。
ところがW杯終了後にチームは怒涛の連勝を見せ、気付けば首位に立っていた。ガンバ大阪も中間が無かったチームといえる。
日本代表の遠藤も、なぜ自分たちが勢いに乗れたのかは分からないと語っている。後半戦のガンバ大阪は選手や監督でさえも理由が分からないほどのビッグウェーブに乗り、勢いに身を任せて国内2冠を達成した。そして来週には国内3冠をかけて天皇杯を戦う事になっている。
降格圏内に沈んでいたチームが、まさか3冠を争うポジションにまで浮上するとは誰も想像していなかっただろう。これもザッケローニが指摘した「中間が無い日本サッカー」にズバリ当てはまる。