名波さんご本人が、このパスを「ベストパス」と呼んでいるようです。そして、そのプレー以上に大卒1年目だった名波さんに対して、1990年のイタリアW杯で7試合出場6得点で大会得点王に輝いたワールドクラスの選手から初めて褒めてもらった事が「パスで生きていく」“自信”を“確信”に変化させたのでしょう。こういうのが有力な外国籍選手を獲得する本当の意義で、ジュビロはスキラッチから学んだ中山雅史がJリーグの得点王に2度輝き、それを受け継いだ高原直泰が1度、前田遼一が2度のJリーグ得点王を獲得するというJリーグでは稀有な日本人の点取り屋が歴代在籍するクラブとなっていったのでしょう。