創立百周年を祝い 霧の守護神像が除幕
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1905年創立のチャールトン·アスレチック。創立百周年を記念してクラブの“レジェンド”サム·バートラム:Sam Bertram【1914年1月22日生-1981年7月17日没】像がお披露目されたのは六月九日の除幕式。濃霧による試合中止を知らされずに十五分間もフィールドに留まっていた嘘のような本当のエピソ-ドで知られる守護神。彼が唯一ウェンブリーでの栄光を手にしたのは1947年のFA杯。
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それにしても試合が中止になる濃霧とはどんな山奥のスタジアムかと思いきやこれがスタンフォード·ブリッジ。チャールトンの“渓谷”にしても、かつての廃坑につけられた愛称で、実際のところ近くに山と谷があるわけではない。英国の面積は日本の2/3でも耕地面積となると四倍になる。ロンドンに限らず国土全体が平らなユニオンジャック。
あの日あの時は■2005年10月29日プレミアリーグ第11節 チャールトン·アスレティック対ボルトン·ワンダラーズ
バートラム像が睨みを利かせ、百周年の節目に気合充分のチャールトン·アスレティックはチェルシーに敗れるまで開幕四連勝。前節二位マンチェスター·ユナイテッドとトッテナムの上位対決はドロー。ポーツマスに勝利したチャールトンが赤い悪魔を抜いて再び二位に浮上する好調ぶり。
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注目はこのポーツマス戦で決勝ゴールを決めたデニス·ロンメダール:Dennis Rommedahl【1978年7月22日生】と守護神ステファン·アンデルセン:Stephan Andersen【1981年11月26日生】のデンマークコンビ。ロンメダールも中田と同じく’95年にプロデビュー。’97年に移籍したPSVアイント·ホーフェンでは四度の国内制覇に貢献したウインガ-を、トッテナムとの争奪戦に勝利してチャールトンが獲得した。’10年のFIFAワールドカップ南アフリカ大会の日本との対戦で注目された時が三十二歳。(※上写真は同年アヤックス在籍時の撮影)。キャリアのピークはこの頃で印象に残るのは八月のイングランドとの親善試合。後半に投入されたロンメダールの1G1Aでデンマーク代表が4-1の快勝を収めデニッシュダイナマイト復活を予感させたのはひと夏の夢、’06年ドイツ大会は本選にさえ進めなかった。
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