出展者で気になったのは南館四階のユメミルミタイ。近未来、サイバー、Y3Kといった光沢度の高いSFをイメ-ジさせる世界と可愛らしいメルヘン的なテイストが融合するレディ-スブランド。いかにも創作者の思いがつまったハンドメイド感がある。Y3Kとは西暦三千年代の未来イメージを指す。2002年にユメミルミタイを立ち上げたあおこさんは、大学経済学部にて統計学を学んで就職。三年間の社畜生活で学費を貯めると、服飾専門学校の門を叩く。高校生のときに雑誌ケラ!で原宿系などの服の存在を知り、いつかこういうのを着てみたいなと思っていた憧れから自分でつくる道を志した。
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ビッグサイトで声をかけた美女は リ-ル大LLCE出身の才女
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イベントの企画運営をする側だった時の名残りか、来場者やセキュリティまで気にしてしまう。外国からの女性のお客様をフレ-ムに収める。左側のリールー:Leelooさんは’18年からリール大学のLLCE(外国語·外国文学·外国文化研究日本語科で学び大好きな日出ずる国へ。逆にリ-ル大学は海外から多くの留学生を受け入れてもいる。
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地の利を活かした市長は第八代首相
鉄鋼·繊維·食品など各種製造業で栄えたのがリールとその南東六十キロに位置するヴァランシエンヌ。しかし戦後不況に陥り工場が次々と閉鎖、一時の失業率は30%近くまで跳ね上がる深刻な事態に。そこで元首相のピエール·モロワ:Pierre Mauroy【1928年7月5日生-2013年6月7日没】市長はユーラリール社による再生プロジェクトを遂行。まずは高速新幹線を誘致。専用駅が建設され現在は英仏海峡底をトンネルで結ぶユーロスターと、パリからブリュッセル&アムステルダムを結ぶTGVで形成される逆さのトライアングルの中心部を確保した。効果覿面、外国人ツーリストが急増しホテルをはじめとする観光産業に活気が帯びてくる。ヴァランシエンヌにトヨタ自動車が工場を建設したのは2001年。外資企業のリール首都圏進出への先鞭をつけた効果は大きく、日本企業が雇用創出を促進させる牽引役となった。
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