本田がアジアカップ参加の為、日本代表に招集されてからというもの、4試合勝利に見放されているACミランだが、上昇のきっかけを掴むどころか思わぬ負傷者が増えてしまった。
右サイドバックの元イタリア代表DFのダニエレ・ボネーラと中盤の守備の要であるオランダ代表MFナイジェル・デ・ヨングが揃って怪我を負ってしまったのだ。
特にボネーラは左足内転筋負傷から復帰したばかりで、今度は左太股の筋挫傷を負ってしまい、2週間後に再検査が必要となってしまっている。
一方、デ・ヨングのほうは右太股の打撲のようで、10日前後の離脱となるようだ。
特にデ・ヨングに関しては今シーズンで契約が切れる為、ミランは放出先を探していただけに、この怪我で全ての計算が狂ってしまうかもしれない危険に直面している。
先日にもイタリア代表DFのデ・シリオやコロンビア代表DFのサパタが負傷したばかりで、どちらも一月以上の離脱は避けられない状況なだけに、更なる負傷者の出現で、フィリポ・インザーギ監督はチームの再編成に頭を悩ませることとなりそうだ。
特に新加入の選手がチームとかみ合っておらず、その調整にも頭を悩ましている最中なだけに、次に行われるコッパ・イタリア 準々決勝、リーグ戦でのラツィオ戦は苦しい戦いとなりさそうだ。
特にリーグ戦ではCBのラミが累積警告で出場できない為、控えDFが0という悪夢のような状況下に置かれるだけに、ミランは苦しい戦いを強いられそうだ。