チェコ / Czech

Foot ball Drunker〔172〕visiting『Stadion FK Viktoria Žižkov』プラハ / チェコ

ブロウチェク氏とテレビ塔◇◇◇チェコを代表する音楽家レオシュ·ヤナーチェク:Leoš Janáček【1854年7月3日生-1928年8月12日没】の生誕170周年に当たる本年。代表曲の歌劇『ブロウチェク氏の月への旅』はビール好きの酔っ払いオヤジが月に住む芸術家と絡むストーリー。たしか設定はプラハ城を囲む丘の上周辺=フラッチャニにある居酒屋。初公演も1881年完成のプラハ国民劇場。

Foot ball Drunker 〔140〕visiting 『Andrův stadion』オロモウツ / チェコ

三十年戦争で荒廃したモラヴィアの旧都◇◇◇◇前回に引き続きアンドルーヴ·スタディオンの後編。ポルトガルとチェコ、両国代表が鎬を削るライプツィヒのスタジアムに響き渡るのはチェコ語の大声援。多民族国家ハプスブルク帝国が崩壊したのは1918年。民族自決の旗を掲げ新生国民国家が産声をあげる。チェコ人にとってのチェコ語とはアイデンティティの象徴となる。

Foot ball Drunker 〔139〕visiting 『Andrův stadion』オロモウツ / チェコ

今夜も白熱 EURO2024が見逃せない◇◇◇◇チェコ東部モラヴィアの古都オロモウツ。中世の面影を残す城砦はユネスコの世界遺産にも登録済。バロック時代の『聖三位一体柱』がこの街のシンボル。プラハ大学で哲学の教鞭を執りチェコ民族の精神を啓蒙した共和国の初代大統領トマーシュ·マサリク:Tomáš Masaryk 【1850年3月7日生- 1937年9月14日没】もモラヴィア地方の出身。

Foot ball Drunker 〔79〕visiting 『Fortuna Arena』プラハ / チェコ

ユーロ2024確定も 監督辞任の激震 ◇◇◇UEFA欧州選手権予選グループEでは、ポーランド代表をプレーオフに追いやりグループ2位で出場権を獲得したチェコ代表。ところが先月ヤロスラフ·シルハヴィ:Jaroslav Šilhavý【1961年11月3日生】監督退任が発表された。ここではあえてキャバクラ3?の強制送還には触れまい。

Foot ball Drunker 〔37〕visiting 『Doosan Arena』プルゼニ / チェコ

一人当たりの消費量世界一 チェコのPIVO四天王◇◇◇◇英語のBeerがドイツとオランダでは、E→Iに変わってBier。フランス語のスペルにはもう一つEが加わりBière。同じくラテンのイタリアはBirra。ここまでは、何とか納得できるがスペイン語になると何故かCerveza。Bが吹っ飛び跡形もない。旧東欧となると更に趣が異

Foot ball Drunker〔2〕 visiting 『 Stadion FK Admira Praha』ブラハ / チェコ

伊国大使館庭園に旧松山藩邸の面影 国立西洋美術館での『カラヴァッジョ展』報道内覧会に足を運んだのは美術メディアにも寄稿していた2016年。看板に定番の後援:外務省、イタリア大使館の文字。ならば美術館関係者に続き大使か文化部の部長級がスピーチする毎回の式典式次。

Foot ball Drunker 〔1〕visiting 『 Stadion Juliska 』プラハ /チェコ

ごあいさつ2015年から、この『サッカルチャー』に寄稿してきた。来年還暦を迎えるのだから残りの人生をまとめる時期がきたのか。今更新しいことに挑むバイタリティーはないが、続けられる限りは欧州を旅したいし、出来なくなれば潔く棺桶に入りたい。