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16 09, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【56】 AFASスタディオン / アルクマール

By | 2018-09-16T20:30:10+00:00 9月 16th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら, 未分類|0 Comments

昨季クラブ創立50周年を迎えたエールディヴィジの強豪AZアルクマール。合併したアルクマールとFCザーンストレークの頭文字が現クラブ名の由来である。 2012年にはヴァレンシア、2014年にはベンフィカに敗れ、UEFAヨーロッパリーグではベスト4進出ならず。但しアルクマールの人口10万人強の小都市であることを忘れてはいけない。 ◆◆◆◆◆ 2006年に17,000人収容のスタジアムがお披露目された際には、些か驚いた。こんな小さな街で随分立派な器を用意したもんだと。当時の冠スポンサー企業はDBS銀行。完成直後に、2階建てのスタンドを増設し3万~4万席まで拡張する計画がぶち上げた時は、「それはさすがに無茶だろう」と首を傾げたが、2009年同銀行の破綻が報道されると、一瞬目が点になった。 2010年にビジネスソフトウェアを開発企業AFAS社が名乗りを上げ現在の名称に。ベルギーへとシェアを拡げた同社は2014年からKVメッヘレンの共同スポンサーにもなる。 ◆◆◆◆◆ 第56景はアルクマールのAFASスタディオン。三年前に書いたのがコチラ http://soccerlture.com/do_not_hung_around_alkmaar/ Jリーグとの比較ならば人口7万人の鳥栖市をホームタウンとするサガン鳥栖。フェルナンド・トーレスが来たのも驚きだが、昨季は3年ぶりに平均入場者数が14000人越えは立派。お隣に久留米市なる30万都市=ブリジストンの創業地があり、鳥栖駅と久留米駅は10キロも離れていないのだから潜在顧客はアルクマールの比ではない。トーレス効果は大いに期待できるだろう。 ◆◆◆◆◆ このテキストを書いた2015-16シーズンは、平均入場者数は15000人を超えていたのだが、一昨季、昨季は大台に達せず。エールディヴィジ全体に目を向けると16-17シーズンの1万9287人から17-18シーズン1万9014人と減少してはいるものの比較的安定している。 レベルの低下が懸念されるエールディヴィジだが集客力は5大リーグに次ぐ位置をキープしていると思ったら昨年、順位を一つ下げた。何処の国が盛り上がったかと思えば、イングランドのチャンピオンシップ。確かにブレンドフォードも満員だった。 ◆◆◆◆◆ “アルクマールを歩き回るな“と駄洒落を書いた理由は、この写真。人口ひとりあたりの自転車保有率が世界で最も高い国らしいが、アムステルダムでもロッテルダムでもこんな駐輪状況の蹴球場は見たことがない。 ◆◆◆◆◆ 車でもA9高速道路出口が近くて便利。駅からはバス163番Uitgeest方面バスを利用できるが歩いても30分程度。ならば駅前を中心街=スタジアム方向に200メートルも歩けばレンタサイクルがあるので、《歩き回らず自転車を借りる》のがお薦めというわけ。 こけら落しのアーセナル戦から2週間、2006年8月19日開幕戦。1万5837人の間の前でルイス・ファン・ハール指揮するAZはNACブレダを8-1と木っ端微塵に粉砕した。 ◆◆◆◆◆ 一方、この年の夏、日本でもAとZが大きな話題となる。青森県弘前出身の現代アーティスト奈良美智、大阪のクリエイティブユニットgraf、更に日本全国から集まったボランティアの数は約850人。吉井酒造の煉瓦倉庫には国内外から約8万人が訪れアートワークを鑑賞した。

6 09, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【54】オリンピアコ・スタディオ ・スピロス・ルイス / アテネ

By | 2018-09-09T09:40:48+00:00 9月 6th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら, 未分類|0 Comments

台風に続き地震と列島に襲いかかる自然の猛威。日本以上に地震に悩まされる人々が思い浮かぶのはエーゲ海。 世界の国旗を並べても、真っ白な建物とエーゲ海の青さと直結するギリシャ旗は一際目を惹く。 ◆◆◆◆◆◆ 古代ギリシャ人の服装は、男女ともに一枚布を体に巻きつけていたが、神官が黄色を好んだ話を美術館で聞いた覚えがある。かつてアテネでは女神アルテミスを崇める祭りでは、黄色の衣を纏った少女達が踊ったと伝えられる。 原宿にもオープンしたWorld Breakfast Alldayは8月~9月のメニューがギリシャの朝食なのであづ紗さんと訪問。 同国のカスタードパイ「ガラトピタ」も表面(上部)は鮮やかなキツネ色、断面もほのかに黄みを帯びて食欲をそそられる。 ギリシャの首都アテネのフットボールクラブといえばオリンピアコスとパナシナイコス。 おそらくこの2強は日本でも良く知られているが、現在一番熱いのは三番目のクラブAKEアテネ。第54景はパナシナイコスとAKEアテネが本拠地として使用するオリンピアコ・スタディオ ・スピロス・ルイス。 ◆◆◆◆◆◆ 2017年12月7日 ウィーンのエルンスト・ヘッペル。 ウィーンから西に110キロ離れたヴィーセルブルク。マッチデー・プログラムとこの街の地ビール、ヴィーセルブルガーの瓶。 ◆◆◆◆◆◆ 2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフが終了。6クラブが加わりグループステージに臨む32クラブが決定した。 注目は2006-07以来のグループステージ進出を決めたAEKアテネ。12年前は、1ポイント差でUEFA杯にまわったが、11月21日のホーム、オリンピアコでは首位ミランを1-0で破っている。 ◆◆◆◆◆◆ ミランとの相性の良さは昨季も証明しており、初戦のリエカ戦を2-1で勝利すると、ミランとの2試合を含む残り全試合をドローで、ステージを突破した。その初戦の結果を報じるクロアチアの紙面と同国の麦酒銘柄カルロヴァチコ。 ◆◆◆◆◆◆

30 08, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【53】ラインエネルギーシュタディオン / ケルン

By | 2018-08-30T22:53:52+00:00 8月 30th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, 未分類|0 Comments

ドイツと云えばビール。ビールと云えばドイツ。16連邦州の中で最大の人口数を誇るのがノルトライン=ヴェストファーレン州。州都デュッセルドルフ以外にも、ケルン、ドルトムント、デュイスブルグと大都市が犇く。 あづ紗さんが手にした小瓶はケーニッヒ・ピルスナー。王を意味するその名のまんま、ラベルには王冠のデザイン。デュイスブルグの醸造所に始まり、現在は各国に輸入されているので日本でも比較的手に入り易い。 同じ州でもピルスナー(ラガーに含まれる)のデュイスブルグから南に70キロ程移動すれば、ケルシュが味わえる。「蹴る酒」と変換ミスをすれば、フットボール通が好みそうなこのビールの製法はケルン地方ならでは。上面発酵の酵母を使用して下面発酵並み(10℃以下)に低温で熟成させているので、ピルスナーとエールの良い所どりの麦酒が出来上がる。 ◆◆◆◆◆◆ 中央駅前にそびえる荘厳なゴシック様式の大聖堂を前にして、シュタンゲと呼ばれる200mlの円柱グラスでケルシュを味わえる幸せ。最近では日本にもケルシュブランドのガッフェルが購入できるらしい。 ◆◆◆◆◆◆ ケルンの名所ホーエンツォレルン橋。この写真が今回掲載した中ではイチ押し激レアなのだが、撮影時当時は想像だにしていない。 53景は1FCケルンの本拠地、こちらも日本のフットボールファンの間でお馴染みのラインエネルギーシュタディオン。 日本中が放心状態となった2014年ブラジル大会。グループ最下位、惨敗の中で見出した数少ない光明が、当時24歳の大迫勇也が露わにした悔しさだった。年齢的にピークを迎える次回ロシア大会、ロンドン五輪世代の香川真司と大迫の肩には国民の期待が圧し掛かった。 1860ミュンヘンで独二部デビューしてから半年で迎えたブラジル大会。終了後は念願の一部ケルンへと移籍して四年間を過ごした。二部で燻っていたケルンを昇格させたのは、前回に続き登場いただくペーター・シュテーガー。 ◆◆◆◆◆◆ オーストリア国内を制覇したシュテーガーは、国境を北に越えた2013-14シーズン。小国の一部から大国の二部へ。ラインエネルギーシュタディオンは5万人のキャパシティ。ドルトムント就任時、センセーションと報道された程ではなくとも、クラブの規模と格=伝統を考えれば栄転に違いない。 ◆◆◆◆◆◆ 実はこのシーズン開幕ダッシュに失敗している。三節までドローが続き、漸く四節SVザントハウゼン戦で待ちに待った初白星。5節引き分けでこの時点での順位は10位。 ウィンターブレーク開けの20節、パーターボーン戦でユニバーシアード日本代表の長澤和輝が途中出場デビュー。27節は初スタメン翌28節では当時1860ミュンヘンに所属していた大迫との日本人対決も実現している。 19勝4敗11分、2節を残しての優勝と、ドイツでも就任一年目から確り結果を出した。ラインエネルギーシュタディオン集客数は年間合計78万人を超え、一試合平均でも46000人を記録している。 ◆◆◆◆◆◆ 筆者がケルンを初めて訪問したのは2009年。駅前から大聖堂の裏側には博物館が密集している。ローマ帝国時代に植民地として築かれたこの都市では至る所でローマ時代の痕跡に気づかされるが、聖堂に隣接しているのはローマ・ゲルマン博物館。考古学好きにはお薦め。 ◆◆◆◆◆◆ ケルン工芸美術館は「ピカソからウィーホールまで」と題してマックス・エルンスト/ロイ・リヒテンシュタイン/ニキ・デ・サン・ファール※【三景】参照他計40人のアーティスト、150の彫刻、装(宝)飾品を展示。 ◆◆◆◆◆◆ ヴァルラフ・リヒャルツ美術館では、「月」をテーマにエドワール・マネの 1869年作ブーローニュ港の月光(オルセー美術館所蔵)や1969年アポロ11号宇宙飛行士、月面着陸の写真を見た記憶が蘇るかと思いきや、まったく思い出せないから脳の老化は否めない。 ケルンでこの写真を撮影したのは6月25日。目を覚ますとTVはマイケル・ジャクソンン急死のニュース一色、世界中で追悼セレモニーが催されたので、これだけは忘れようがない。 ◆◆◆◆◆◆ 前回も述べたとおり、シュテーガーのチームづくりは選手ありきで、戦術的に目を見張るものはない。奪われるリスクを制限し、ミスを最小限に抑えようと考えるタイプ。頑強な守備陣形で構えて、落ち着いて組み立てるスタイルを貫きケルンを欧州戦線にまで引き上げた。これはドルトムントの前任者ピーター・ボスが高めのラインで前からハイプレスをかけるスタイルと対照的。 一方オーストリアでは二年目のロジャー・シュミット率いるレッドブル・ザルツブルグが猛威を振るった。独特のハイプレッシング戦術は、ラングニックとグロース直伝。彼らのコンセプトからすれば、自陣深い位置でリトリートからバックパスを選択する方が遥にリスキーな行為となる。 そして2014-15シーズン、ケルンの昇格とレバークーゼンからの招聘、ピッチ上でペーター・シュテーガーとロジャー・シュミットは1年半ぶりに再会。ピッチサイドで対峙する両者への注目度は格段に上がっていた。 ◆◆◆◆◆◆ ドイツ・ブンデスリーガ13節 2014年11月29日 試合の映像で見覚えのある横顔はケルンに加入したドゥサン・スベント。かつてシュミットが左サイドバックを任せたスロバキア代表は本来サイドハーフ。中盤にを厚みを持たせ、守備はリトリートで凌ぐシュテーガーの意図が読み取れる配置。終わってみればレバークーゼンが65%とボール支配率で圧倒する。後半逆転されると最終ラインを削り前線に大迫を投入したシュテーガー、更にセンターバックを一枚下げ、前に人数を割いてしまえば、手薄となった所を突かれてダメ押し弾を喰らうのは当然。終了間際にも2失点。シュート数はレバークーゼンの15に対しケルンは僅か3本。この時点で3位をキープするレバークーゼンに格の違いを見せつけられる羽目に。一躍時代の寵児と持て囃されたシュミット。 ◆◆◆◆◆◆ 2015年4月25日 観衆は 4万5千600 人。 ホームで雪辱を狙うシュテーガーは4-4-2を採用しアンソニー・ウジャと大迫のツートップで雪辱を誓う。前半は0-0で折り返し。均衡が破れたのは後半15分。ユリアン・ブラントのゴールで先制したのはレバークーゼン。しかしアクシデント発生。キリアコス・パパドプーロスの負傷で3枚目のカードをきる大誤算。逆に我慢し続けたシュテーガーが、一気にゲームの流れを手繰り寄せにかかる。67分左サイドを入れ替えると、主将ブレチュコを下げて3トップ、更にマティアス・レーマンを長澤に代えて中盤の活性化を図る采配が実を結ぶ。83分途中出場のフィネが同点ゴール。その後スコアは動かず結末はドロー。それでもポゼッションで55%と上回り、シュート数を比べてもレバークーゼン5に対しケルンは倍の10本。このゲームでケルンが得た手応えと自信はけして小さくはない。 あづ沙さんが持つストラップはUEFAヨーロッパリーグ(EL)E取材時にプレスチケットと一緒に渡された品。 ◆◆◆◆◆◆ 昨季ブンデスリーガでは低迷、降格したケルンではあるがELでは大迫がベラルーシ王者から2ゴールを奪い、アーセナル戦もフル出場し勝利に貢献。ロシアでの大迫は、四年前とは比較にならない程自信に溢れ、披露したプレーからは余裕すら感じられた。スタイルの異なる国のビッククラブに国際試合で勝利した経験はやはり大きい。香川同様、ケルンで大迫を指導したサムライブルー陰の功労者は、故郷ウィーンからロシアでの雄姿に眼鏡の下で目を細めていたのだろうか。笑福亭笑瓶似のウィナーを招聘するクラブはこの夏まだ現れていない。 ◆◆◆◆◆◆ さて、2022年カタール大会。前回の大迫同様、悔しさを糧に成長が期待されるのはサポートメンバーとしてロシアを経験したリオ五輪世代の浅野拓磨。井手口陽介はリーズからの要請で同行できなかった。 2014年の南アフリカ大会時には予備登録する程、ザッケローニはU19代表(当時)南野拓巳の才能を買っていた。アウェーゴール差で、レッドスターの前に涙を飲んだが、EL=マドリッドへの道が残されている。 四大会連続のアジア予選敗退で世界に届かなかった世代。12年組では久保裕也、遠藤航、植田直通、14年組は関根貴大、奥川雅也、そして南野、井手口が既に欧州を戦場に選び、更に東京五輪組で切磋琢磨する堂安律に冨安健洋。 ◆◆◆◆◆◆ カタール大会の主軸を担うであろうリオ五輪世代が、アジア予選に挑む収穫の時は2021年。 何処の国のリーグ、何処の都市のクラブでプレーするのか以上に、伸ばしてくれる指導者と巡り会えるのかが将来を左右する。フットボールに限らす人との出逢いで人生が変わるのは洋の東西を問わず。 最後に2009年から9年の歳月を経た現在のホーエンツォレルン橋。ケルン出身のバンドHöhnerが2009年に発表した(曲の)プロモーションビデオの影響で大ブーム。実り過ぎて少々気持ち悪い。【五十三景了】 文/撮影:横澤悦孝 モデル:森川あづ紗

24 08, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【52】レッドブルアリーナ/ ザルツブルグ

By | 2018-08-24T03:34:44+00:00 8月 24th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, 未分類|0 Comments

2018-19シーズンが開幕。ボルシア・ドルトムントはルシアン・ファブレ監督のもと始動。香川真司にはベシクタシュからの熱烈なラブコールも報じられるが如何せん今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権は逃している。 昨季CL出場回数で内田篤人の日本人最多記録を更新した香川。渡欧初シーズンとなる10-11シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ全て出場。15-16シーズンには、ベスト16でリヴァプールに敗れるまで8試合に出場。本戦だけでもUEFAコンペティションに8年連続、出場総計は46、負傷欠場さえなければ大台の50に到達していたはず。 ◆◆◆◆◆◆ 本日ベシクタシュはELのプレーオフ、パルチザン・ベオグラード戦に臨む。48景で取り上げた目下絶好調のライアン・バベルと香川の競演も実現すれば興味深いが、やはりCLで躍動する日本人の姿を見たい。バベルはホッフェンハイム在籍時の2011年8月に香川と初対戦。しかしその4カ月前にシュツットガルト戦で岡崎慎司とピッチで顔をあわせている。 上の画像はバベルが表紙のアヤックスマガジン(2006年)。画像箱をひっくり返したら元祖”SHINJI”とも対戦しており吃驚した。 バベルは前年17歳でトップデビュー。クライファート二世と称された注目を2005年4月のデ・カイプの映像。15分のダイジェストは少々長いが、クラシケルならではの好勝負。 昨季のドルトムントは最終節、ホッフェンハイムに敗れ4位でフィニッシュ。目標のCL出場こそ辛うじて達成したものの既定路線により退団したペーター・シュテーガー前監督。 ペーター・ボシュの後を引き継ぎ就任当初の12月半ばから2月にかけて国内リーグでは無敗。ところがレッドブル・ザルツブルグに敗れ欧州戦線から脱落すると、シーズン前に交渉していたルシアン・ファブレの名前が各紙面を賑わした。 ◆◆◆◆◆◆ 3月15日のレッドブル・アリーナ、ドルトムントの指揮官ペーター・シュテーガーが、母国で激しいブーイングを浴びる姿が目に浮かんだ。溜飲を下げたのはザルツブルグのサポーター達。スコアレスながら初戦の貯金でザルツブルグがベスト8に進出。手腕を買われたザルツブルグのマルコ・ローゼの名前が、ファブレと共にドルトムントの次期監督候補として浮上する。 写真は、あづ沙さんが手にしているのはレッドブルの製品。前置きが長くなったが、第52景はザルツブルグにあるレッドブル・アリーナ。 レッドブル・アリーナは、もうひとつある。米国東部ニュージャージー州のハリソン市にあるのはニューヨーク・レッドブルの本拠地。このスタジアムが完成するまでは、NFLでお馴染みジャイアンツ・スタジアムを使用しており、2009年に訪問した記憶と写真。 ◆◆◆◆◆◆ 1994年のFIFAワールドカップ米国大会、準決勝のブルガリア戦。ロベルト・バッジョが2ゴールを決めた会場は、人工芝の上に天然芝を敷き詰められた特別仕様。 ◆◆◆◆◆◆ 欧州に馴れた人であれば、このレベルでチケット代24USドルを高いと感じるはず。NFLで使用するヤードラインがそのまんま残されており、後付けで黄色いサッカー用のラインが加えられた見慣れないフィールドは結構視難い。 ◆◆◆◆◆◆

30 07, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【48】レジェップ・タイイップ・エルドアン・シュタディアム / イスタンブール

By | 2018-07-30T10:46:36+00:00 7月 30th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら, 未分類|0 Comments

カバー写真であすみさんが握っているコースターにはサンチャゴ・ベルナベウが描かれている。スペインを代表するビールブランドはMahouと書いてマホウではなくマオウと発音する。UEFAチャンピオンズリーグ連覇を達成したジネディーヌ・ジダンの現役時代、その美技は度々「魔法」と形容された。 そのジズーが電撃退任、ロペデキが引き受けるまで、後任人事の憶測が飛び交い、候補者の中に、かつて銀河系の一員としてジダンと共にプレーしたグティの名前もあった。フベニールA(U19)を指導し複数のリーガクラブからオファーが届くなど、指導者としても評価の高いグティ。 自宅の書棚に積まれた内外蹴球雑誌の中で、一番気に入っている表紙が、こちらの写真。2011年2月2日発行のフットボリスタ№198の「顔」がグティだった。 ◆◆◆◆◆◆ お気に入りの理由は、まず①英西独伊仏いわゆる5大リーグ以外、トルコのベシクタシュのプレーヤーを選んでいる。②特集タイトルとコピーのセンスが光る。「貢献」という人生の締め括り方。斜陽に浮かぶシルエット。ベテランたちは何を残し、何処へ向かう?は秀抜。③このタイトルと好青年の面影を残した無精ひげ面でウインクする写真が絶妙にハマっている。 特集内容では、元レアルのグティ、ガラタサライでプレーするハリー・キューウェル(元リヴァプール)の近況が渡邊将之氏のテキストで紹介されている。 ちなみに、あすみさんも現役時代ソフトテニスマガジンの表紙に登場している。女子高生には事前に知らされておらず、発売当日書店の店頭で自身の表紙に腰を抜かしたとかしないとか。 ◆◆◆◆◆◆ 第49景はイスタンブールにあるレジェップ・タイイップ・エルドアン・シュタディアム(RTES)。 市内を散策してこのスタジアムに遭遇したのは2009年。急斜面に建てられたスタジアムを見下ろし、何処のクラブが活用しているのかさえ知らぬまま、「世界で最も見晴らしの良いスタジアム」の絶景に感動した。 ◆◆◆◆◆◆ 空と海の青さ、更にブルーモスクの青、極めつけはエフェス: Efesビールパッケージの青。イスタンブールは青い都市に違いないが、ガラタサライ、フェネルバフチェ、ベシュクタシュと強豪3クラブのウェアに青色が見当たらない。 ◆◆◆◆◆◆ 犬も歩けばモスクにあたるのがこの都。 中でも石の外装と磁器タイルの内装がコントラストを描くスルタン アフメットは別格。通称”ブルーモスク”を想起させる白地に青を差し色として用いたウェアはカシンパシャSK。2005年はTFF3部(4部相当)から2007-08年シュペル・リガにまで急上昇。しかし前年降格しこのシーズンは復帰するエレベーター状態。 ◆◆◆◆◆◆ 2005年にトルコ政府青少年スポーツ賞が新設したスタジアムのスタンドは片面のみ。それが急速に力をつけ昇格を繰り返すものだから、2010年には反対側にも青と黄が目に鮮やかなシートが増設され現在の姿に。眺めを堪能する意味では、以前のほうが各段に良く残念に思うのは所詮異邦人だから。地元民には日常目にする別段珍しくもない光景なのだろう。

21 07, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【46】ヤン・ブレイデル スタディオン / ブルッヘ

By | 2018-07-21T18:00:31+00:00 7月 21st, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら, 未分類|0 Comments

ロシア閉幕から僅か一週間。熱気冷めやらぬ欧州で新シーズンが開幕。ベルギーでは明日22日スーパーカップでクラブ・ブルージュとスタンダール・リエージュがブルッヘで激突する。 ◆◆◆◆◆ 2016年12月18日横浜国際総合競技場、クラブワールドカップ決勝でのレアル・マドリード戦。 それまで欧州を旅していて、現地のファン、サポーターに、最も名前が知れ渡っているJクラブは、「ウラワ・レッズ」だと勝手に認定していた。想像するにあの応援スタイルが動画などで注目されているのだろうと。 しかしこの日から、白い巨人を苦しめた「鹿島アントラーズ」が世界で最も知名度の高いJクラブになったに違いない。実際「KASHIMA」について聞かれることがしばしば。 ◆◆◆◆◆ あすみさんが、ONE PIECE好きと聞いたので、トニー・トニー・チョッパーの描かれた土産巾着袋を用意した。ギネス世界記録に認定され、欧州でも絶大な人気を誇る。こちらが日本人だと気づくと「私はルフィの妹なの」とアピールしてくるパリジェンヌに、「自分はエースの兄だからお前は妹なのか」と取り敢えず驚いてハグ。互いに大笑いした。日本ではセクハラだと喚かれるエピソードである。 ◆◆◆◆◆ 鹿島アントラーズから日本代表DF植田直通がセークル・ブルージュKSVへ完全移籍。レアル戦出場のメンバーから柴崎岳に続いて、二人目の海外移籍。昌子源にも【34景】ストラスブール等、情報が飛び交う。 ◆◆◆◆◆ 第46景はセークル・ブルージュとクラブ・ブルージュが共同で本拠地として使用するヤン・ブレイデル・スタディオン。昨年11月14日ベルギー代表と日本代表がこのスタジアムで親善試合を行っているが、半年後決勝トーナメントで再び顔を遭わせるなどとは、予想だにしていなかった。 鹿島からベルギークラブへの移籍は2002年鈴木隆行以来。思えば臙脂色のユニフォームから欧州へと羽搏くパイオニアだった。同年開催された日韓大会でもベルギー代表はトルシェ・ジャパンと対戦。当時は今ほど両国代表に差はなかった。 ◆◆◆◆◆ 現在ベルギーでプレーするのはブリュッセルの森岡亮太(アンデルレヒト)、久保裕也(ゲント)、冨安健洋、関根貴大(シントトロイデン)、豊川雄太(オイペン)。かつてリールセとスタンダール・リエージュに川島永嗣、その後永井謙佑、2013年には小野裕二と、日本人三人が同時に同クラブに所属し話題となった。リールセや森岡の前所属先であるヴェーフェーレンは、同国最大の都市アントワープから目と鼻の先。 ◆◆◆◆◆ 人口では六番目ながらブルージュ=橋と運河の狭間から北方ルネサンス文化が開花した古都の街並みは、最も訪問をお薦めする美しさ。この街のクラブと日本人プレーヤーはこれまで縁がなかった。 ◆◆◆◆◆

16 07, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【45】エスタディオ・モンティリビ / ジローナ

By | 2018-07-16T06:53:26+00:00 7月 16th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら, 未分類|0 Comments

フランス二度目の優勝で閉幕。FIFAワールドカップ・ロシア大会は、クロアチア、ベルギーの躍進、日本代表の大健闘も含め、史上最高と絶賛されたブラジル大会を凌ぐ好ゲームが続いた。 ◆◆◆◆◆ あすみさんが今回手にしているのは日本でも購入できるトラス社のゼロ・ダークチョコレート。同社はカタルーニャ地方のジローナに位置し、フランスの国境から60km、バルセロナ港から120kmの距離。売り上げの35%以上が国際市場であるのも頷ける。 1890年創立なので、スペイン最古のチョコレート・メーカーの1つ。本場ベルギーの企業との技術提携により向上した品質で、今日世界各国で愛食されている。 ◆◆◆◆◆ 第45景はジローナFCの本拠地エスタディオ・モンティリビ。訪問したのは指宿洋史(現ジェフユナイテッド市原・千葉)在籍時なので、9年前。当時はライアンエアがバルセロナのエル・プラット空港に乗り入れしておらず、ジローナのコスタ・ブラバ空港に着陸。リムジンバスは、バルセロナとジローナ駅に運行していた。 ◆◆◆◆◆ ジローナFCはクラブ創立以来初の二部昇格で沸き返っていた。そして昨季クラブ創立87年目にして悲願の1部昇格を果たしている。開幕戦でアトレティコとドロー、10節ではレアルからまさかの逆転大金星。マドリッドのビッグクラブ相手にカタルーニャの弱小軍団が起こしたドラマは歴史を知るものにとって痛快極まりない。 ◆◆◆◆◆ 今回、ロシア大会には、ジローナFCから3選手がエントリーしている。日本のサッカーファンに認知されたのは、コロンビア代表の左サイドバック、ホアン・モヒカ。原口元気とのマッチアップ。原口に押し込まれたモヒカは、攻守両面で精彩を欠いた。第二戦ではベンチかと思いきや、ペケルマンの期待に応えポーランドを圧倒、セネガル戦も粘り強い守備で無失点に貢献した。イングランド戦でも後半41分のクロスで見せ場をつくり終わってみれば全四試合フル出場。昨年までの代表キャップ数2から8まで伸ばしレギュラーの座をを確保している。 ◆◆◆◆◆ ゴールキーパーのモロッコ代表、ボナは出番なし。 ジローナFCの大黒柱は、クリスティアン・ストゥア―ニ。↑ 画像クリックで youtube《Girona FC vs Atlético de Madrid》動画

13 07, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【44】エスタディオ・ド・ベッサ /  ポルト

By | 2018-07-13T22:27:57+00:00 7月 13th, 2018|Categories: Soccerlture League, 未分類|0 Comments

あすみさんが手にしたボトルは、アデガ・ド・モレイロ。モレイロとはポルトガル語で風車を意味する。その名の通りラベルに描かれている六角形の風車が目印。ワイナリーがあるのはリスボン北部のトレシュ・ヴェドラシュ。日本の量販店では南米産のボトルにしか手を延ばさない筆者が、欧州産で唯一、継続して購入するほど、1000円/本以下のお手ごろ価格ながら、けして侮れないポテンシャル。 ◆◆◆◆◆ 世界を熱狂させた蹴球の宴も残るはファイナルと三位決定戦のみ。振り返ればバロンドールを独占してきた二巨星が決勝トーナメント1回戦で舞台を降りた。リオネル・メッシ31歳、クリスティアーノ・ロナウドは既に33歳。年齢的にも最後のワールドカップとなることは否めない。クリスティアーノは、初戦スペイン代表との隣国対決で、いきなりハットトリックを達成するなど、それなりにインパクトを残したが、ウルグアイのルイス・スアレス−エディソン・カバーニの強力2トップと、お家芸の堅守にメジャー大会連覇を阻まれた。 但しズラタン・イブラヒモビッチが代表から引退したスウェーデンの快進撃同様、クリスティアーノ依存から脱却することで更に強くなる可能性を秘めているのが今のポルトガル代表。次代のタレントが続々と芽吹いている中でも、筆頭は昨年から今年にかけて大ブレイクしたブルーノ・フェルナンデス。スポルティング・リスボンのアタッキング・ミッドフィルダーは、昨季国内リーグMVPを獲得。しかし彼の生まれ故郷はポルトの北側近郊にあるマイア。 ◆◆◆◆◆ 第46景は彼が少年期を過ごしたボアヴィスタFCの本拠地エスタディオ・ド・ベッサ。 その名が世界に知れ渡ったのは、ポルトガル五輪代表の背番号10番が写し出された2016年8月4日。アトレティコ・マドリーで頭角を現していたアンヘル・コレア擁するアルゼンチン五輪代表相手に2-0と快勝。2アシストを記録したブルーノ・フェルナンデスが当時在籍していたのはセリエAのウディネーゼ。 グループリーグを突破して、8月13日ベスト8でドイツと対戦、4-0の完敗後ブラジルから向かった先はイタリア北西部の港町。 ◆◆◆◆◆ サンプドリアが彼に用意した背番号は10。合流して一週間でセリエA開幕戦を迎える。エンポリでのアウェー戦は長男とプレス席に腰を降ろした。しかし開幕直前に加わった新参者はベンチを温めたまま試合終了のホイッスルを聞く。 ◆◆◆◆◆ 翌週の第二節 スタディオ・ルイジ・フェッラーリの結果をガゼッタで確認する。連勝好発進にサンプドリアの名物オーナー、マッシモ・フェレーロも大喜び。アンデルレヒトから電撃移籍のデニス・プラートはスタメンで採点も6と、まあまあの評価。フェルナンデスは終了間際6分間のみの出場で評価なしのSV。ところが3節から3連敗2引き分け。9節のデルビーでスタメン、好パフォーマンスで6試合ぶりの白星をもたらすと、11節インテル戦からレギュラーに定着、シーズンを通して攻撃のタクトを振るった。 ◆◆◆◆◆ 15年程時計の針を戻してみるとFCインフェスタのアカデミーに別れを告げ、ボアヴィスタの門扉を叩く10歳のブルーノ少年がいる。それからU15→U17→U19と2012年まで8年の間、順調に才能を伸ばした。 ◆◆◆◆◆ ポルトのフランシスコ・サ・カルネイロ空港の入国手続きを終えるといきなりスタジアムツアーの宣伝広告が目を飛び込んでくる。 ピッチとの距離が近い英国式スクエア型のスタンド。その傾斜角は45度近い急勾配。2004年のユーロ開催に向け大規模な改修が行われ現在の佇まいに。

16 06, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【41】SRC ザプレシチ 

By | 2018-06-17T00:40:05+00:00 6月 16th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, 未分類|0 Comments

遂に開幕したロシアでの蹴球の祭典。それは日本人にとっては、睡眠不足との闘いのキックオフを意味する。ハットトリックを記録したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの超人ぶりには、ナチョ・フェルナンデス、イスコ、セルヒオ・ラモス、ルーカスとチャンピオンズリーグ三連覇を達成した同僚達も、脱帽せざる得ない。 本日、自身3度目となるワールドカップの初戦に挑むのは、「10番」ルカ・モドリッチ。 ◆◆◆◆◆◆ 第41景は、ノゴメトニ・クルブ・インテル・ザプレシチの本拠地SRC ザプレシチ。 ザグレブの北西、スロベニアとの国境側に位置する同市のスタジアムまでは路線バスを利用できる。これまでディナモ・ザグレブから多くの選手が貸し出されており、両クラブの親密な関係が伺える。 ◆◆◆◆◆◆ モドリッチが加わったのは2004年の夏。現在もクロアチア代表最終ラインの防波堤、ヴェドラン・コルルカ、当時U20代表の左サイドバック、フルボイェ・カレも同時に移籍している。三人はカレの運転する車で毎日ザプレシチへ練習に通った仲。 ◆◆◆◆◆◆ カバー写真は「KAZU 僕を育てた55通の手紙」を手にしたあすみさん。今回も残念ながらワールドカップメンバーから漏れてしまったがカズ節は健在。 1998年フランス大会の初落選後、クロアチアへの移籍がキング・カズのサッカー人生においてターニングポイントになった。しかし数字だけ見ると2月のデビュー戦からシーズン終了まで12試合出場・ノーゴール。契約も途中で切られ、お世辞にも活躍したとは言い難い。 カズより2年早く、ザプレシチからザグレブへの移籍を果たしたのが同じくJ2でプレーする現湘南のミキッチ。当時18歳ながらUEFAチャンピオンズリーグにも出場している。 ◆◆◆◆◆◆ 外国人優先の方針でポジションこそ奪われたものの、オズワルド・アルディレスが監督に就任すると、カズを始めベテラン外国人は一掃された。ザグレブは、後にボスニア・ヘルツェゴビナ代表に選ばれるウィンガー、マリオ・ジュリッチ(1976年生まれ)をザプレシチから獲得すると、187cmの長身センターフォワード、Mate Dragicevic(1979年生まれ)もレンタル先のザプレシチから呼び戻している。2004年にカイザースラウテルンに移籍するまで、多くのタイトルをザグレブで獲得したミキッチがドイツに発つと同時に、前述の若手トリオがザグレブからザプレシチへ貸し出される。 ◆◆◆◆◆◆ このシーズンはクラブ史上最高成績の2位でフィニッシュ。リザーブチーム程度に考えていたはずが、突然優勝を争うライバルへと変貌したザプレシチ。慌てたザグレブは冬にモドリッチとカレを呼び戻すのだが、彼らがもしもそのままこのチームでプレーしていれば国内制覇の栄光を手にしていた可能性は極めて高い。 コルルカも戻ったディナモ・ザグレブに2007年にはマンジュキッチ(現ユヴェントス)も加わり短い期間ではあるが三人と共にプレーしている。 コルルカは2007年にマンチェスター・シティ、トッテナムと英国を渡り歩き、ドイツを経て2012年からロコモティブ・モスクワに。チャンピオンズリーグ・ファイナリストの相棒ロヴレン(リヴァプール)と比較すると見劣りするが、それでも覇者アトレティコの前に屈したUEFAヨーロッパリーグベスト16の今季は、開催国のファンに存在感を充分示している 筆者がスタジアムを訪問したのは昨年12月8日19節 HNKチバリア戦。金曜のナイトゲームの観衆は120人程度。フロアには元祖キングのお写真も。

2 06, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【39】コルポーター アレナ / キェルツェ

By | 2018-06-02T19:49:59+00:00 6月 2nd, 2018|Categories: Soccerlture League, 未分類|0 Comments

ガーナとの壮行試合を終えて、日本代表はインスブルックへと旅立つ。ビール、続けてハイボールの大ジョッキを片手にテレビ観戦。急造3バックで結果が伴うわけもなく、さて、如何したものか。 悲観的にならざる得ないが、自国を見捨てるわけにもいかないので、かつて日の丸を胸にプレーしたあすみさんに「必勝、日本」を掲げてもらった。 今週、発表された23人に欧州のメディアも反応している。ポルティモンセが中嶋翔哉落選の報に激怒したのに続き、久保裕也、森岡亮太が外れたことに驚愕したベルギーのメディアは、批判めいた活字を並べる。日本人にはこの感覚、理解し難いかもしれない。 写真は今春のポルトガル訪問時。「中嶋のような選手は、まだ日本にいるのか」と質問攻めにあったネズミ男。 ◆◆◆◆◆◆ 2018-19シーズンのベルギーとポルトガルの一部リーグ独占放送権、配信権をスカパー!が獲得した。これで飲みながらジュピラー・プロやリーガ・NOSの話題で盛り上る機会が増えるかもしれない。中島、久保、森岡に感謝しなければなるまい。めっきりJリーグに疎い筆者でもFC東京で燻っていたのは知っている。それがポルティモネンセで大ブレークしてハリルの目に止まり声がかかった。面白いなと感じるのは、この中島の活躍や、ブラガ移籍が浮上している元鹿島のファブリシオ等、選手個人から葡日両国リーグのレベルを比較しようとする意見である。 実際に放映が始まれば、視聴された方達が勝手に判断されると思うが、今回39景ではポーランド一部リーグ=エクストラクラサのコロナ・キェルツェの本拠地を紹介する。ブラジルのサンパウロFCでプロ契約した斉藤誠司が2012-13年6月まで所属していた同クラブ。 ◆◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆ 筆者がコルポーター・アレナを訪問したのは、2015年5月29日。コロナ・キェルツェとGKSピアスト・グリヴィツの対戦は20:30のキックオフ。2006年に完成したスタジアムは15500人収容。昨年のU-21欧州選手権でも使用されている。 ◆◆◆◆◆◆ 正午前にワルシャワを発ち、列車で3時間の移動。退屈凌ぎに車窓からの眺めにレンズを向けてみたが、余計退屈になる。 ◆◆◆◆◆◆ まったく理解できなくてもポーランド語の活字を目で追う以外にすることがない。 当日のスタメン予想。紙面右下には、現ジェフ千葉のエベルトが出場していた。冬の移籍を表すやや重めの背番号は33。 ◆◆◆◆◆◆ 試合前にチケット売り場で登録パスが作成される。エクストラクラサを観戦するはこの日が初めてではなかったが、写真撮影後カードを 受け取ったのは初めて。良い記念品と無邪気に喜んでいたら英語で声をかけられた。 ◆◆◆◆◆◆

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