Foot ball Drunker〔168〕visiting『 Grigoris Lamprakis Kallithea Municipal Stadium』アテネ / ギリシャ  Stade départemental Yves-du-Manoir

このチ-ムの中盤に不可欠なのがハビエル・マティージャ:Javier Matilla【1988年8月16日生】。ビジャレアル時代の’09年には、スぺインU21代表として欧州予選に出場。
’18年キャリア初の海外移籍先はアリス・テッサロニキ。既にギリシャで七年目のシーズンを向かえるほどエ-ゲ海の水があっていたらしい。


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両親がポルトガル人のティエリー·モウティーニョ:Thierry Moutinho【1991年2月26日生】はジュネ-ヴの出身。U16からスイス代表のユニフォ-ムに袖を通していたストライカ-。’11年6月イタリアとの親善試合からはセルヴェット所属ながらU20ポルトガル代表の一員に。才能の宝庫ポルトガルが国外の選手を招集する珍しいケ-ス。ル-マニアのCFRクルジュに移籍するまではスペイン二部のアルバセテ、マジョルカ、テネリフェを渡り歩きプレ-した。パサ-のマティージャとフィニッシャ-のモウティーニョ。このイベリア半島からやって来た二人が攻撃陣を牽引するのは間違いない。


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8月26日の二節はオリンピアコスと対戦。前半に失点。1点のビハインドで後半へと折り返し。後半15分に一度は追いついているが残り10分にネットを揺らさせる。VARの結果有効と判定。すると五分後には二枚替え、モウティーニョに代えて同年齢のルキナスがピッチにしかし僅かな時間でチャンスのないまま終了の笛の音を聞くことに。
全体でボ-ル保持率では六割以上を支配されたが、シュ-ト数は12:10とカウンタ-でチャンスをつくり健闘した。但し痛いのはスコアではなく負傷者。二人のディフェンダ-が途中退場したからッシモ·ドナーティ【Massimo Donati, 1981年3月26日生】監督の表情も曇る。


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其れでなくとも昨季のレギュラ-、アルゼンチンコルドバ出身のニコラス·マロッタ:Nicolás Marotta【1996年12月23日生】が不在の現状。2019年シーズン、ボリビア1部リーグのクラブ· オーロラと契約し年間18試合に出場し1ゴールを記録した。その後ペルー、コロンビアの1部のブカラマンガと南米で鍛えられた屈強のセンタ-バックは昨季待望の欧州進出。 本日のパナシナイコス戦、最終ラインには誰を並べるのか。


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新加入の大物はマテュー·ヴァルブエナ:Mathieu Valbuena【1984年9月28日生】。実は今春カリテアの試合を撮影した前週リマソルで変わらぬ雄姿を撮影している。2006年からの八年間で330試合に出場したオリンピックマルセイユの顔が次に長く在籍したのが19年から四年在籍したオリンピアコス。


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