パリはラベッシこそ精彩を欠いていたが、ズラタンとカバーニは期待通りの働きを何度も見せ。チェルシーをピンチに追いやるも、クルトワの働きと、たまたまデフェンダーに当たるなどとにかくつきもなかった。
しかしホームのパリは、後半の立ち上がり後の54分驚異的な運動量を見せていたマトゥイディの左サイドの深い位置からのクロスにカバーニがうまくヘディングを叩き込み同点にした。
でもその後何度もチャンスが有ったが、チェルシーのデフェンスは持ちこたえた。
結果的に負けに等しい事になったパリだが、やはりズラタンとカバーニのパフォーマンスはすばらしくまたデフェンスも防ぎようのないラッキーゴールのようなイバノビッチのゴールだけで落ち度のない試合だった。
まさにこれぞチャンピオンズリーグという試合だった。
ところですっかり定着したアウエイゴールだが、こういう試合を見るとなにか腑に落ちない気持ちになってしまう。
本当の意味で互角であったこの試合この時点でチェルシーにアドバンテージが有るのはなにかしっくりこない。この試合を見た人でそう思う人は少なく無いと思う。
その点だけが残念だ。