J1第11節のFC東京対鹿島アントラーズ戦で、東京は広島戦以来の敗北をした。
同時に連勝も4でストップしてしまった。
試合数にばらつきがあるとはいえ、暫定首位の地位にたどり着けるチャンスを目の前でのがしてしまった。
ただこの試合の決め手は鹿島の自らのストロングポイントを全面に出すというよりも、
いわゆる鹿島らしい、相手のストロングポイントを徹底的に叩き潰すスタイルだ。
東京はとにかく攻撃の形が作れない。
作りたくても崩される。
それにしても東京は鹿島に対して分が悪い。
長いこと東京を見ているが、ホームだろうがアウエーだろうが、
鹿島に勝った記憶がない。
(実際2009年以来勝利していない)
もちろんACLを悔しい形で逃した鹿島にも色々事情があるだろうが、
2ステージ制云々があるとはいえども、
ダブルで落とすようなことが逢っては、優勝など軽々しく口にできない。
もちろん再三チャンスを作った太田のクロスやCKがこうを結ばなかったのは、
運と偶然と鹿島の実力の結果だ。
だから今まで以上に、監督自身がより戦術的なバリエーションの必要性を感じたことだろう。