ぷら~り 欧州蹴球場百景【110】ジェネラーリ・アレーナ / ウィーン

先日虎ノ門の米国大使館前で携帯をいじりながら歩いていたら、警察官に「撮影はしていないですよね」と声を掛けられた。かつてヒースロー空港でテロチェックを受けたぐらいだから怪しい風体を自覚はしている。


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オーストリア滞在時には必ずと言って良いほどゲッサーで喉を潤す。1955年四ヶ国占領からの独立の際ベルヴェデーレ宮殿にて供された歴史に残る銘柄。ウィーン二大宮殿のもうひとつは、マリア・テレジア・イエローと呼ばれる黄色い壁面のシェーンブルン宮殿。


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しずくさんが飲んでいるのはオレンジリキュール入りのアインシュペナー(日本ではウインナーコーヒーの名称)。オレンジから「マリア·テレジア」と呼ばれているが、実際にこの女帝はかなりの珈琲好きだったらしい。

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日本にFC東京はあってもFC日本·東京はないが、オーストリアにはFKアウストリア·ウィーンがある。世界で最も何処の国のどの街にあるかが判りやすいネーミング。1911年の国内選手権開催以来、トップリーグを維持している名門がこの名前を採用したのは1926年11月18日。


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第109景は同クラブの本拠地フランツホフスタディオン。命名権を大手保険企業が取得して現在はジェネラ-リ·アレーナと呼ばれているがスパルタ·プラハと同名で少々紛らわしい。


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写真は2015年5月のザルツブルグ戦。何故か売店で販売しているのはプンティガマー。こちらもゲッサーと同じく、ウィーンの南西シュタイヤ―マルク州(州都はグラーツ)で醸造されている。当時はこのサッカルチャー連載以前。

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普通に窓口で購入したチケットの価格は25ユーロ。2016年から大規模な改修工事に取り掛かり2018年に竣工、新装後のキャパシティは17,656席。但し国際試合では15,014席使用となる。

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手渡されたフォトジャケット、右胸にはエアステリーガ=二部のロゴ。二部が創設されたのは1924年。英国を除く大陸の欧州国家で最初のプロリーグ(二部クラブまで全てプロとして運営)の誕生となる。このプロ化は代表監督、協会会長を務めたユダヤ系ボヘミア人のフーゴ·マイスルの功績による。


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