ぷら~り欧州蹴球場百景【108】スタッド・モーリス・デュフラン / リエージュ

南米蹴球の祭典は開催国の優勝で幕を閉じたが、ラマダーンの影響もあって、そのコパアメリカから一週間遅れて開幕した第32回アフリカネイションズカップ·エジプト大会。ベスト4が決定しクライマックスを迎える。

しずくさんが手にしているプレス·チケットには本年の3月1日と記されている。アジアカップが幕を閉じて丁度ひと月が経過していた。
第108景はスタンダール·リエージュの本拠地スタッド・モーリス・デュフラン。

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ベルギーのジュピラー·プロリーグ会場を訪れるのは約5年ぶり。当時、永井謙佑は既に帰国していたが、川島永嗣、小野裕二はこのクラブでプレーをしていた。

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昨年FIFAワールドカップ·ロシア大会目前の3月、マリ代表、ウクライナ代表と対戦した結果、成績不振を理由にバヒド・ハリルホジッチ氏が解任され、日本サッカー史にその名が刻まれたモーリス・デュフラン。


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駅周辺から徒歩で往復したが、深夜宿に着く頃にはへとへと。このアクセスの悪さはベルギー屈指。

日本人が幅を利かせたのは一昔前。現在のスタンダールの屋台骨はアフリカン·カルテッド。まずは背番号40。ポール=ジョゼ・ムポクは、1992年コンゴのキンシャサ出身。

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スタンダールのユースから英トッテナムへ。一度リエージュに戻り、2017-18シーズンはキエーボからギリシャのパナシナイコスに貸し出されていた。出戻りを繰り返しキャンプテンマークを巻いた昨シーズン。

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このムポクU15から21まで年代別はベルギー協会から常に招集されてきた。しかしA代表はコンゴを選択。今回のネイションズカップにも参加。


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