ぷら~り 欧州蹴球場百景【104】スタディオン・ヴィクトリア / スレユベク


◆◆◆◆◆

試合後、輪になっての騒ぎ方は昇格が決定したのかと見まごうばかり。

◆◆◆◆◆

ワルシャワの宿に戻り、テレスポルのスーパーで購入したチーズを肴に缶ビールを開ける。チーズはプレジデント。フランスの有名ブランドがチェコに進出したのは1996年から97年だった。


◆◆◆◆◆

欧州蹴球界にボスマン判決の激震が走り、各国間の垣根が取っ払われプレーヤーの大移動が始まったのと同時期。フットボーラーが東から西へ流れたのに対し、フランスの企業がポーランドへと逆方向の流れが記憶に残る。

◆◆◆◆◆

しずくさんにも味わっていただいたカマンベールはポーランド製だがフランスからも日本国内市場に輸入されている。
そもそもチーズ発祥の地は、紀元前のポーランドが有力説。プレジデント以前から独特の製法による種類豊富なチーズを店先で目にした。

◆◆◆◆◆

一方麦酒の銘柄はジャテッキ·スヴェトリーレザック。缶のデザインが示すとおり、ホップの苦味と香りが独特の風味を醸し出す。チェコの著名な醸造マスター、トマーシュ·レザックのレシピで醸造されているだけあって、チェコで飲んだ味と変わらない。

◆◆◆◆◆

Ⅲリガの試合とあって、若きポーリッシュ達が我武者羅なプレーで自身を誇示している中で、いぶし銀のプレーを見せたのがエウクの左サイドバック。腕章を巻いたオレクサンドル·ベレゾフスキ。唯一の外国籍はお隣のウクライナ人。苦味というか渋みというか、勝利の陰には、地味に貢献するプレーヤーが必ず存在する。

◆◆◆◆◆

現在イスラエル二部でプレーする村山拓哉も大学卒業後KSグバルディア・コシャリンで欧州のキャリアをスタートしている。Ⅲリガのコシャリンから2013年エクストラクラサのMKSポゴニ・シュチェチンへ移籍した。同時にプレーした池上宏亮はⅡリガのホイニツァンカ・ホイニツェへ、ラトビアでプレーしていた小澤竜己、芥翔真、西翼、渋澤大介、2016-17シーズンの新村純平は32試合に出場、中盤の舵取り役に。