ぷら~り 欧州蹴球場百景 【101】スタディオン・ルイェヴィツァ / リエカ

冒頭の試合は2018-19シーズン第二節。対戦相手は第41景のイントラ·ザプレシチ。
リエカが4-0で圧勝するが見事な2点目の崩し。エリア前のスペースを見つけた15番がボールを引き出し右側の24番へアウトサイドで送ると、更に右へ、上がった右サイドバック19番がダイレクトでクロス。逆サイドに飛び込んだのは20番。

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起点となった15番がフィニッシャーの20番に駆け寄りアシストの19番が加わると、見覚えのある顔が並び歓喜の輪が広がる。

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第52景レッドブルアリーナを訪問したのは2013年5月。既に優勝を決めたアウストリア·ウィーンは主力を温存。背番号20アレクサンダー・ゴルゴンは後半10分過ぎ、漸くピッチに入った。

それから三年後の2016年5月のウィーン訪問時。ラピド·ウィーンのボスニア·ヘルツェゴビナ人が来日メンバーに選ばれた《参照》↓。

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そのスルジャン・グラホバツと共にプレーしたマリオ·パヴェリッチ。1993年生まれの右サイドバック。オーストリア生まれでも両親はボスニア人。二人の姿をレンズに収めた一枚。

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およそ1カ月前の4月17日(31節)のウィーンダービーでは、左ウィングのゴルゴンとパヴェリッチのマッチアップも実現している。

ウィーンの敵はリエカの友。しかしこの関係は僅か半年で終焉。
12月右足首(インピンジメント)の手術でまずパヴェリッチが戦線離脱。今季は再起を図る。
そしてFCアスタナからリエカに貸し出されていたグラホバツはこの冬契約が切れると古巣ラピドへと復帰した。
ドナウ川を再びさかのぼり帝都に戻った彼をレンズに収める日もそう遠くはないだろう。【百一景了】

文/撮影:横澤悦孝 モデル:桐嶋しずく:マルタ・ルイザ・バーズィー