100景は5シーズンぶりの国内制覇を祝してアヤックスの本拠地ヨハン·クライフ·アレナ。
◆◆◆◆◆◆
美香子さんが手にしたマッチデープログラムは、初めて訪問した11年前に配布された懐かしい代物。
そして記録以上に鮮烈な記憶が後世まで語り継がれるであろうUEFAチャンピオンズリーグでの快進撃。まるで漫画の主人公のように強敵と対戦する度に成長した今季。
◆◆◆◆◆◆
しかし、シーズン前から現地のメディアやアヤクシートは、ドゥシャン・タディッチを大枚はたいて獲得するなど意気込みの違いを感じていた。
◆◆◆◆◆◆
ベテランのシェーネや中堅のフェルトマンは兎も角、フレンズアリーナ【89景】のピッチに立ったファン·デ·ベーク、デ·リフト、デ·ヨング、ツィエク、ネレス、ドルベリ、オナナと伸び盛りの若手を手放さず迎えたシーズンとあって期待が高まるのも当然。
◆◆◆◆◆◆
ここではヨハン·クライフ·アレナに乗り込んだ異国の強豪クラブと選手にスポットを当てる。
2018年7月25日 シュスタム·グラーツ
1994年から2002年まで監督を務めたイビチャ・オシム氏の手腕により、欧州でも知られるようになったオーストリアの古豪。昨季同国ブンデスリーガ2位で出場権を獲得。
◆◆◆◆◆◆
アヤックス戦では、二週間前にベルリンから移籍したフィリップ・ホジナーが途中出場。彼は2013年12月11日UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終戦。ゼニト·サンクトペテルブルグから2ゴールを奪いアウストリアウィーンの同大会初勝利に貢献したストライカー。ちなみにこの試合は筆者にとって初のCL現地観戦の歴史的?な試合である。
◆◆◆◆◆◆
2018年8月14日 スタンダール·リエージュ
アンデルレヒト、クラブ·ブルッヘと並ぶベルギー三強の一角。昨季はレギュラーシーズンを6位ながらプレーオフではアンデルレヒトに連勝し、逆転で2位を確保。