日本のみなさん こんにちは ハンガリーの秘書 クリスティーナです。
五月は目に青葉の季節。日本と同じくこちらも最も過ごしやすい季節です。今回はチェアマンは登場しません。「疲れたから勝手にやってくれ」と言うことなので同行した私が写真を紹介します。
そもそもこの秘書室は、Jリーグのホームタウン活動を取り上げる企画なんですが、欧州のフットボールシーンがクライマックスを迎えるこの時期になると、おやじいのチェアマンはこちらにほとんど居ます。日本人秘書は「国外逃亡」と言っています。6月のFIFAワールドカップ欧州予選が終了したら、Jリーグの取材に腰を上げるそうです。
そして今月はハンガリーを拠点に欧州を各地へと移動していましたので、足跡を振り返りますね。
1日エイプリルフールです。馴染みの薄い日本の読者・ユーザーの皆さまも今季のUEFAコンペティションの成績を見ればOPTバンクリーガのレベルをご理解いただけるでしょう。
昨季王者フェロンツバロシュは2回戦でアルバニアのクラブに敗れ、ヨーロッパリーグは予選2回戦でMTKブダペスト、デブレツェニVSCが消え、3回戦でヴィデオトンが延長戦の末デンマークのミッテランに敗れました。この日ブダペストのS.フェレンツスタジアムは、バシャシュ-デブレツェニVSC戦。この時点で首位ヴィデオトンとの勝ち点差が6。3位のバシャシュがホームで10位と今季不振に喘ぐデブレツェニに足を掬われました。
同日の夜は、ホンヴェドとフェロンツヴァロシュのダービー、2位と4位の対決でしたが、前回の借りを返したホンヴェドが優勝戦線に踏みとどまりました。
2日の日曜は、三部のBKV Előre SCがデブレツェンのhajdúböszörményに3-0。左端に人影が見えますが大勝にご機嫌の選手がビールで祝杯をあげていました。Sport utcai stadion = スポーツ通りスディオンの客席はこのメインスタンドのみ。収容人員は2500人です。
4月の3日はブダペストからピサへと空路、更に列車でフィレンツェまで移動しました。
4月4日はフィレンツェからローマに移動。ローマの滞在時間は3時間半なのでコッパイタリア準決勝のデルビー・デッラ・カピターレは戦半だけの観戦に。コリエレ・デッロ・スポルトとメトロも「号外」を配布してデルビーを盛り上げます。
写真は後半開始直後に撮影したオリンピコ。散乱したゴミと空のビール瓶もまたデルビーらしいのですが日本ではあり得ない光景でしょう。
ローマからブラティスラバ経由でウィーンに。5日はSAMSUNカップ準々決勝はアウストリア・ウィーンとアドミラ・ヴァッカー・メードリング。
ASローマとアウストリア・ウィーンは今季UEFAヨーロッパリーグのグループステージ、10月02日オリンピコで対戦しています。2点のビハインドで残り10分立て続けにゴールを奪い
アウストリアがドローに持ち込んだ試合は今季のハイライトと言えるでしょう