ぷら~り 欧州蹴球場百景【119】テレツー・アリーナ / ストックホルム

北欧のヴェネッィアとも称される運河が張り巡らされた都市ストックホルム。この写真、建物の11階から突き出しているのは展望レストランのエリックス・ゴンドーレン 。食事をしなくてもその上、無料の展望台から眺めるガムラスタン(旧市街)は絶景。最寄り地下鉄駅はスルッセン。

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シェップスホップ側から撮影した建物は国立博物館。この島の東側がユールゴーデン。島のおよそ半分は森林で野生の鹿や兎も生息している。しかしユールゴーデンIFのホームスタジアムがあるのはこの島ではなくスルッセンから3キロ南のグローベン駅付近。


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春秋制を採用しているスウェーデン一部リーグ、アルスヴェンスカンは大詰めクライマックス。首位ユールゴ―デンIFと3位ハンマルビーのストックホルムダービーが6日行われた。


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ポゼッションは65%、シュート数でも三倍を超える23本を放ちながら、ユールゴーデンが敗れ、イェーテボリにホームで勝利したマルメFFが同勝ち点59で首位に躍り出た。残り3試合あるので、勝ち点差3のハンマルビーとAIKソルナも優勝の可能性を残す。首位とはいえマルメはハンマルビー、AIK戦、更にUEFAヨーロッパリーグ(EL)のルガノ戦と相当厳しい日程が待ち受けている。


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ELを一次予選から勝ち抜いてきたマルメはグループステージ初戦、ディナモ·キエフに1-0惜敗。しかし5日のホームでは隣国の雄FCコペンハーゲンと1-1のドロー。エンジンが温まっていない欧州各クラブに対し、現在チームも仕上がりコンディションがピークのスカンジナビア勢はこの時期手強い。とはいえ国内リーグも終了した年明けは、疲労も蓄積しており、上を目指すのが難しいのもまた例年のこと。


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ディナモキエフ戦でマルメは3バックを採用、厚みを持たせた中盤右のアウトサイドに元スウェーデンU19代表のフェリックス·ベイモをスタメン起用。UEFAコンペティションでのデビュー戦となった。2018年にユールゴーデンからブレーメンに移籍。出場機会を与えるべくレンタルされたのが母国のクラブ、古巣のライバル、マルメFF。


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以前のアルスヴェンスンカンは、ストックホルムのユールゴーデン、その北側隣接するソルナのAIK、イェーテボリ、マルメが日本でいうところの四天王と呼ばれていた。しかし首都のクラブが2008年から四期連続出二桁順位に低迷。その後も優勝争いに絡むことなく中位にくすぶっていたのだが、2017年3位でEL予選の出場権を獲得。


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