ぷら~り 欧州蹴球場百景【118】プレゼロアレーナ /ジンスハイム

防寒着と手袋を購入したモスクワからトムヤンクンと激辛汁をすするためだけに立ち寄るバンコク。もちろん水がわりのビールも。


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冬から夏へと逆戻りする機内でキーボードに向き合う。目まぐるしく変わる環境に悲鳴をあげた体は少々風邪気味だがビールを飲んでおけば大丈夫、たぶん。


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モスクワ·ドモジェドボ空港バーカウンターを除くとロシアの銘柄はなく、ギネスにドイツとベルギー各々2銘柄が市内専門店の10倍近い価格で販売されていた。

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日本で飲む機会が少ないSPATENを注文したので118景はドイツの都市に。ブンデスリーガは先ほど、バイエルンがTSG1899ホッフェンハイムに1ー2で破れる大波乱。

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シュツットガルトからフランクフルトへの移動途中立ち寄ったジンスハイム。シュツットガルトからは85キロ、北上すると123キロ先のフランクフルトに着く。アウトバーンが整備され鉄道網も発達したこの国でこの距離は目と鼻の先。

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人口は3万5千人。117景はTSG1899ホッフェンハイムの本拠地プラゼロアレーナ。

ライプツィヒへと去ったナーゲルスマンに変わりオランダ人のアルフレッド・スロイデルが指揮を執ることになった今季序盤を振り返る。開幕戦の相手が長谷部誠と鎌田大地のフランクフルト、2節が大迫勇也のブレーメンと対戦しているので、結果をご存知の方も多いだろう。

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完封負けのアウェー開幕戦は仕方ないとして、ホームでの初戦となる2節は何が何でも負けるわけにはいかない。
特にブレーメンには昨季5月11日苦汁を舐めさせられた。この試合を報じたビルド紙面。写真にはスタメンフル出場した大迫の姿も。


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一方ホームでの開幕戦を落としたのはブレーメンも同じ。連敗は当然免れたい。この日大迫は左ウィングでスタメン。前回対戦時はトップ下だったが、ポジションは気にする必要がないのは、彼が半端ないから。77分に退場者を出し数的不利な状況で一度は同点に追いつく。しかしエネギーはエンプティーを指し86分に日本のエースが退いた直後スコアが動く。
右コーナーキックの危機。センターバックのパベル·カデジャベクに決められてしまった。ブレーメンは痛恨の開幕連敗スタートに。