子供の頃、夏休みの宿題をさぼりまくった8月。大人になっても何ら変わらず、その穴を埋めるべくモスクワ滞在中ながら116景カーズ・ジーンズ・スタディオン / デンハーグをUPする。
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酒屋の棚のロシア産麦酒をあらかた飲み尽くしたので『HOLLANDIA』を手に取る。国名=商品名とはわかりやすさこの上ない。
ハイネケンに次ぐ同国2位のビールメーカーはオランダ北部リーシュハウトに本社を構える。バーバリアンNVとのライセンス契約の末ロシア産のオーランディアが市場に流通し始めたのは2014年。
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来月5日アヤックスを迎え撃つADOデンハーグ。今季もスタートダッシュに失敗。現在15位と低迷している。それでもアヤクシードは侮れない相手であることを痛いほど知っている。アヤックスが相手となると別のチームになるADOの豹変ぶりは、過去の歴史が証明している。
UEFAチャンピオンズリーグの抽選結果を伝えるギリシャSporttime紙面。第114景のイタリア語が印字されたガゼッタ紙はアルファベットだからまだ救われる。
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こちらはギリシャ文字でかなり手強いのだが、オリンピアコスと同組になったので、1面特集が組まれたTOTENAMだけはわかりやすくて○。
今春アヤックスがトッテナムの前にベスト4で散った翌日、ポーランド語の単語が並ぶPREZAGLAD SPORTOWY紙を売店で手に取る。この日の主役ルーカス・モウラの横にはトビー・アルデルウェィルトの姿。
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この写真、ビアグラスの下に敷かれたコースターがZWIEC(1856)であることに気づいていただければ幸い。このコラムそのものが解る人にだけ解ってもらえれば良い考えているが、筆者の仕事のこだわる部分が誰にも伝わらず自滅したことはひとつやふたつではない。
そういえば彼の写真が表紙に掲載されたSPIT紙があったはずと、棚をまさぐる。出てきた日付は2010年4月5日。見出しは『Alderwireld redt Ajax』。主役より抱きつこうとするスレイマニの顔にもってかれた。
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カバーはチューリップに囲まれた女子高生。子供の頃、風車とチューリップの国と刷り込まれ、美術に興味を持つと、ゴッホやレンブラントの作品にのめり込む。