チェ)引き続きお相手はズーさん、マユぞーくん、オランダ人のローシェくんに参加してもらいます。
ロー)ローシェです。私も「おやじいの」大好きです。宜しくお願いします。
ミス)欧州の秘書は「おやじいの大好き」が挨拶の定番なんですね。
マユ)完全に言わせてますね。
ミス)チェアマン 今どこですか?
チェ)ハンガリーのブダペストです。
一昨日(14日)生まれて初めて生で“女子の試合”を観ました。試合は8-3でフェレンツヴァロシュがMTKに勝利しました。
ロー)それは凄いスコアですね。
ミス)印象はどうですか。ロングヘアをなびかせて綺麗なヒトが多い?
チェ)確かに金髪の選手は多い。男性と同じ広さでキック力が劣るぶん、女子の方が丁寧にショートパスを繋ぐんですね。前線の放り込みが少ないなと。
さて、本題は90年代のカタールからですね。1995年のワールドユース選手権は(現U20ワールドカップ)は若きJリーガー達がFIFA公式大会の舞台に立ちます。79年は自国開催だったので初めてのアジア予選突破でした。開催国は、苦い思い出の地カタールでした。実はこの年お父さんのハリーファが国を離れた隙に、息子のハマドが無血クーデターで政権を奪ってしまうのです。
マユ)え!?親子なのに
ロー)何故ですか?
チェ)天然資源頼みの経済体制では未来がない。父親の怠慢な政策を危惧した彼は観光産業の育成に尽力する一方、教育のインフラ整備にも着手します。教育やスポーツ・科学の振興を目的とする財団を設立。ハマドの第二夫人であるモーザ妃が総裁に就任しました。
マユ)それがカタール財団ですね
チェ)広大な教育都市開発に資金を提供していました。またカタール財団内のボランティア団体に『Reach out to Asia=ROTA』があります。
ミス)確かカタール・ファンデーションの文字が以前FCバルセロナのユニフォームに記されていましたね。
チェ)よく気がつきました。ここでバルサの胸ロゴの歴史を振り返りましょう。そもそもロゴのなかったバルサの胸が埋まったのは2006年です。通常のユニフォームの胸ロゴは、スポンサー企業がお金を支払うのに対して、バルサ側がUNICEFに年間150万ユーロ(約2億円)を寄付しました。
ミス)太っ腹ですね。寄付金はスワジランド、マラウイ、アンゴラでのエイズ対策プロジェクトの資金にあてられたようです。