ぷら~り 欧州蹴球場百景【151】シュタディオン・パシエンキー / ブラティスラヴァ

ニコルさんが首にかけた撮影許可証は、2018年チェコVSスロバキア戦。


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そしてこちらの不審者がぶら下げるのは スロバキアVSウクライナ戦。いずれもUEFAネーションズリーグの公式戦。会場のアントナ・マラティンスケーホ(第六景)は確かに素晴らしいスタジアムではあるがトルナヴァの人口はおよそ6万5千人、スロバキアでは7番目の都市である。


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首都ブラティスラヴァは44万人規模。1940年に建設された収容3万人規模の旧スタジアムは2009年に閉鎖。前年公表されたUEFAの規定基準を満たすスタジアムなどこの小国にはなかった。それでも2010年W杯南アフリカ大会に初出場するとイタリアを退けて決勝トーナメントに。


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そこで政府の支援により、首都の新スタジアム建設が始まるのだが、完成までの10年間、スロヴァン·ブラティスラヴァのホームゲームは11,591人収容のシュタディオン・パシエンキーで行われた。


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懐かしい記録を紐解けば2000年のU21欧州選手権はスロバキア三都市での開催。6月1日若きフランク・ランパードが攻撃のタクトをふるったイングランド代表を破り、ベスト4進出を決めたシュタディオン・パシエンキーが第151景。


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スロヴァン·ブラティスラヴァは2016年冬の移籍市場でNACブレダ所属のオランダ人MFユーリ・デ・カンプスと三年半の契約で合意した。


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前景でクリスチャン・エリクセンは1992年2月14日のバレンタインデー生まれと記したが、彼より4日誕生日の早いアムスっ子は、8歳からアヤックスのアカデミーが育てた生え抜き。
2011年のアヤックスU19の中核を担ったのは1992年生まれのプレーヤー達。