UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、ベスト4が決定。アヤックスの快進撃は、92年から現在の名称に変更されて以来、最大のサプライスとして後世に語り継がれる気がしてならない。
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サッカルチャーリーグ「欧州のスタジアムで飲んだら美味いビール王決定戦」のファイナルは、ドイツとチェコの隣国対決。実際のところ両国は欧州のステージよりも遥かに厳しい国内リーグを勝ち抜いてきた。
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まずドイツはミュンヘンだけでも6大ブリューワーの存在感が絶大。正直一番飲む回数が多いのはレーベンブロイ=ヘレス。上の写真は列車で移動中、ツマミはハムの切れ端を格安で購入。
結局パウラーナーを選んだが、日本にも輸入されているヘファ·ヴァイス、下写真のミュンヒナー·ヘレ(ヘレス)のどちらにするかで迷った。ドイツ語で「明るい」の意味だけあって、淡い金色が美しいヘレス。ローストしていない淡色麦芽を下面発酵するので基本ピルスナーと同じ製法。
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しかし小麦麦芽を大麦麦芽に加えて、上面発酵させる「ヴァイス」はミュンヘンならでは。ヘファ·ヴァイスを推したが、フルーツを感じさせるヘファ(酵母)の甘みが感じられる。原料には50%以上の小麦を使用。
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チェコビールで飲んだ回数ならウルケル。ピルゼンで醸造される元祖ピルスナー。そしてスタロプラメン。このピルスナーもプラハ産No1のキャッチフレースに偽りなし。実力派ではるが日本での知名度なら第58景のブドヴァーが上か。
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散々悩んだ末に群雄割拠するチェコ産の中から選んだのはその名も『PRAGA』。
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1784年の創業以来受け継がれた、伝統的な製法と地元産の高品質の天然原料に拘る。2004年に販売元のグループ会社が世界各国へ販路を拡大したが、ラベルの裏にはRO=ルーマニア語でProdus si imbuteliat de Pivova Samson a.sと書かれているので南部のチェスケー・ブジェヨヴィツェにあるサムソンで醸造されている。