ぷら~り 欧州蹴球場百景【94】 スタッド・ドゥ・スイス・バンクドルフ/ ベルン

ベルンは『リンツ』創業の地。チョコレートの精練装置を発明したロドリフ·リンツはこの街で生まれこの街であの世へ旅立った。欧州から帰国する際は、何処の都市の空港だろうが免税品売り場で土産として購入するお馴染みの品。

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カバーの写真のリンドールは撮影後MAYUさんがお持ち帰り。いつもの酒瓶よりは似合っている。

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さてサッカルチャーリーグ=欧州のスタジアムで飲んだら美味いビール王決定戦を68景からダラダラ開催しているが、2018-19シーズンのUEFAコンペティションより一足早く決着をつけることにする。そもそも味覚には個人差がある。美人コンテスト同様、誰が一番といっても所詮審査員の「好み」でしかないので順位をつけることに深い意味はない。

フットボールスタジアムに限らずビールを飲む習慣が日本と欧州では異なる。日本ではビールを常温で飲まないが、そもそも日本人は冬場に屋外でビールを飲まない。

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スタンドを眺めると紅茶を飲んでる未成年のお嬢さんの横でビールを持ってはしゃいでいるオヤジが二人。女性がビールを飲まないわけではない。成人している恰幅の良い女性のカップはほとんど空に。


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汗をかいて喉がカラカラの状態であれば、美味いのは軽めのラガー。市場の大半を占め日本の製品もこの類に含まれる。
従ってパリで11月のナイター観戦ならば気温は5℃程度、ビールの温度も外気温と同じで良い。エールもピルスナーもヴァイツェンも関係ない。この条件で独断と偏見によるものとご理解いただきたい。


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ベスト8入りは、70景エストレージャ・ガリシア セルベッサ・エスペシャル(スペイン)。軟水を使用した麦の味が濃いラガー。都内で樽生が飲めたのが高得点に。81景「ブアー&ブラム」デ·モーレン醸造所(オランダ)。インディアペールエールらしいホップの強さと南国フルーツ系の香り。87景リンブルグス·ウィッテ(ベルギー)コーネリッセン醸造所。一昨年日本初入荷で注目された無濾過のベルジャン·ホワイト·エール。オーツ麦と酵母使用。昨年のWBA(ワールド・ビア・アワード)ゴールドも納得。93景のカールズバーグ エレファンツ(デンマーク)。1959年から醸造されている。ボックビールながら淡い金色。リンゴ、メロン、バナナ、キャラメルと豊富で複雑なフルーツ風味。


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ベスト4の二銘柄は、72景ウルピネール・ダーク(スロバキア)。ローストした麦の甘味と香ばしさ、長期熟成させる伝統的な手法と独自のレシピを用いるシュバルツは、コンテストでも度々金賞を受賞している。