陽の森岡・陰の伊東、ビールの泡の向こう側に写る日本代表対決(写真画像39+1) 

森岡自身の調子は悪くないだけに、この二人との連動性を磨き、個性=異なる持ち味が融合すれば自ずと結果はついてくるだろう。

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一方ベンチスタートとなった伊東純也。ハーフタイム入念に体をほぐす表情に笑顔はない。クラブから試合前に配られたメンバー表には珍しくプレーヤーの年齢が表記されていた。

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ゲンクのリザーブは9人。伊東以外は皆23歳以下。リラックスしてボールと戯れる彼らとは漂わせる緊張感が些か異なる。欧州デビューを飾ったスラヴィア·プラハ戦こそスタメンながらリーグ戦では二試合続けてベンチスタート。


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ゲンクを指揮するのは“あの”フィリップ·クレメント。ヴェフェレン時代の森岡とは師弟関係、当時ポーランドから来た森岡の躍進に一役買った人物。試合展開にもよるが後半伊東をピッチに送り出すのは既定路線。


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ホームチームが同点に追いつくと、伊東に声がかかる。背番号7の姿がピッチサイドに。


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彼の俊足を活かそうとゲンクの攻撃は右サイドへとシフトする。

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伊東の縦に抜ける速さは欧州でも充分通用するレベルにあるが、この日もゴール、アシスト、数字としてて現れる結果を残せず終い。
無念のホイッスルを聞く。


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森岡と握手する瞬間僅かに笑顔をのぞかせたが、サポーターに挨拶した後は唇を噛み締め厳しい表情でファインダーから姿を消した。