ぷら~り 欧州蹴球場百景【85】エスタディオ・ド・マル / マトジニョシュ


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しかしレ·コン·ビンに与えられたリーガ出場機会はシーズンを通して僅か2。成績不振のクラブは2月モタに代えてスペイン人のフェルナンド·カストロを招くも白星は二つ。二度の四連敗を喫し二部降格。そこから今季まで8年間に及ぶ二部暮らしが続いている。

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その間、特に話題にのぼることのなかったレイションイスにおいて2015-16シーズンの補強は些か興味深い。
前年ボアヴィスタから貸し出された李源一Li Yuanyi(1993年8月生まれ)に続き、新たにCDフェイレンセに貸し出されていた日本人FW広岡ライアン勇輝、 更にゴンドマールから中国人センターバック潘喜明Pan Ximing(1993年1月11日生まれ)と左ウィンガーの郭毅Guo Yi(1993年1月29日生まれ)、韋世豪Shihao Wei(1995年8月生まれ)の三人を獲得。そしてイランの新星、当時19歳のゴールキーパー、タハ・ザレイー Taha Zareeiも加わり、アジア人プレーヤーがいきなり6人に増殖。8月8日の開幕戦にはザレイーはベンチ入り、途中出場ながら広岡と郭毅には出場の機会が与えられた。

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リーガNOSの名前にも如何にか馴染んできたが、以前の冠は国外にも輸出されている国内大手ビールメーカー「サグレス」。鉄砲伝来の遠洋航海国らしく帆船の名前とリーガ名はしっくり馴染んでいただけに少々残念。ラガーに突出した特徴はなく、寧ろMAYUさんが手にしたのはPretaのミニボトル。「黒ビ―ルはくどくて苦手」と言う方でもすっきり飲みやすいと好評。但し黒好きの通からすれば物足りなく感じるかもしれない。

ちなみポルトガル人が乗船して種子島に漂着したのは明=中国の商船。中国とポルトガルはその三十年前から交易を始めていたのだから、ポルトガルを目指す中国人フットボーラーが多いのも頷ける・・・か?

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イベリア半島らしい青い空の下緑の芝が眩しいエスタディオ・ド・マルでの練習風景は昨季撮影した。韋世豪Shihao Weiは、帰国してしまい、この日目の前のアジア人は中国籍の黃威Wei Huang(1993年10月生まれ)一人に。彼は16歳で渡仏、メツの下部組織出身。