接戦を制したミラノデルビーから中二日を挟んでカンプノウに乗り込んだインテル。さすがにバルサが相手では荷が重かったか。
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あづ紗さんの後ろにはバルサ在籍時ネイマールが来日した際に訪れて、話題となったGAGAミラノの原宿直営店。今年からインテルとのコラボモデルを発表した同社。
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第65景はインテル、そしてミランの本拠地ジュゼッペン・メアツァ通称サンシーロ。最後に訪問したのは2016年、高校一年生の夏休み、渋る長男の首に縄とプレス証をつけ、イタリアに同行させた時。次回は年明けに訪問するつもり。
過去に地下鉄を利用していたが、この時はトラムに乗車してスタジアムの目の前で降り、その車中撮影した写真を掲載する。まずはインテル7年ぶりのチャンピオンズリーグ出場を祝してこの写真から。
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2016年春には欧州最高峰を決める舞台に選ばれると、74年、2014年に続き三度目の挑戦となるアトレティコをPK戦の末退け、レアル王朝の幕が上がった。
この結果を地元ミラノ市民は結構喜んでいたらしい。ミラノ市が二つの欧州王者クラブを抱える唯一の都市であることは、赤黒、青黒両サポーター共に誇りとするからか。
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以前ガゼッタ・デロ・スポルト紙面に欧州地図が掲載されていた。レアルが3連覇を達成し計13個目のビッグイヤーをマドリッドに今春持ち帰ったが、2014―15シーズンまでは、ミランが7個、インテル3個獲得なので 両都市が同数を保持していた。
更に準優勝を含めると、ミランが11回、インテルは5回のファイナル進出。対してアトレティコが3回、レアルが16回と2014-15シーズンまではミラノが上回っていたのだが、ミラノの凋落、欧州の覇権がマドリッドへ移ったことを象徴している。
実はこのファイナル進出回数。国別の比較になればトリノに偉大なシルバーコレクターが存在するイタリアに軍配が上がるのだが、UEFAカントリーランキングやUEFAクラブランキングとは別に、大昔からの記録を穿り返すのが欧州のメディアは大好き。
ちなみにユヴェントスの準優勝7回以外にも、ローマ、フィオレンティーナ、サンプドリアは過去にファイナルのピッチを踏んでおり、二大都市が突出しているスペインとの違いが浮き彫りになる。
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ミラノの中心街カステッロ広場。スフォルツェスコ城とジュゼッペ ・ ガリバルディの像を横目にトラムは進む。