ぷら~り 欧州蹴球場百景【143】スタディオン・ヴォイスカ・ポルスキエゴ / ワルシャワ

2020年3月16日ポーランドは国境を封鎖。翌17日ドイツのブンデスリーガも開催を断念、5大リーグ全てが休止する異例の事態。感染症の震央となった欧州への扉は固く閉ざされ成田空港で茫然とした。


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そのポーランドも、本年7月ワクチンパスポートが使用可能な5カ国に名を連ねた。止まっていた時計の針が動き出したのでそろそろこの連載も再開することに。

143景はPKO BP エクストラクラサを代表する強豪レギア・ワルシャワの本拠地、 スタディオン・ヴォイスカ・ポルスキエゴ。今季はディナモ・ザグレブに敗れてしまいチャンピオンズリーグGSまで後一歩及ばず。
それでもスラビア・プラハに競り勝ちヨーロッパリーグGSの出場権を手にしたのだから、過激で名を馳せるサポーター達からも褒められて然るべきか。

訪れたのは大手銀行の冠がつくようになる前の2018-19シーズン終盤。


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一番近いメトロのポリテクニカ駅からでも1キロ以上歩くが、バス停留所ならスタジアムを囲んでロズブラトの1ー5、レギア・スタディオン1―3と多くの路線がカバーしていてお薦め。
それにしてもバス内を占拠したサポーター。歌うわ、跳ねるわ、揺られながらバスは市内を駆け抜ける。その様子を携帯動画に収める女子もスタジアムで降りてバスは空っぽに。


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ワジェンコフスキ通りを東に歩くと右手にサブグラウンドでボールと戯れる子ども達。写真の焦点が母親らしき女性にあっているのはたままたま。


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女性フォトグラファーのビブスの下はおへそが見えそうなタンクトップ、400mm超えの超望遠に肩も露わな軽装。スポーツや野生動物の撮影に使用する超望遠はレンズだけで2キロを超えるから結構ヘビーワーク。使いこなす女性には惚れ惚れする。


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白煙に覆われたゴール裏、女性フォトグラファーの後ろ姿と銀行強盗をしてスタジアムに駆け込んだ覆面集団。その数からすると、ポーランド銀行本店だけでなく、各支店も襲ってきたのか。


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