年が明けあと思ったらアッという間に月末を迎えた。
カバー写真はヨーテボリーのサワードウクラッカーの箱と若葉さん。日本で入手困難なスウェーデン産チーズよりもデンマーク産との組み合わせ。但し塩はイタリアのワイン塩に拘った。
◆◆◆◆
近郊都市圏を含めても10万人に満たないデンマークの中央ユラン地域の都市ヘアニングではあるが北欧最大の展示施設を構える。先週末にアートフェアは閉幕。2009年に完成した現代美術館を中心に奇数年の本年はビエンナーレも開催。知る人ぞ知るデンマークのアートシティ。暖房設備が整った屋内施設には足を運べても、北欧の屋外スポーツは現在休業状態。
◆◆◆◆
ポルトガルのアルガルヴェで『the Atlantic cup』が開幕。日本では報じられないのも当然、冬季中断期間の長い寒冷地のクラブによる国際親善大会。本年は締め出しをくらったロシアの代役なのか天野純の所属する韓国王者 蔚山現代がエントリーしているのでメディアの注目度も高まるか。
昨年はミッティランとの初戦白星からデンマーク勢に連勝したゼニトが優勝杯を掲げた。
◆◆◆◆
第213景はミッティランの本拠地、ヘアミングのMCHアリーナ。環境が整ったこのクラブの育成部門からは現在A代表で活躍するプレーヤーが巣だっている。
◆◆◆◆
中央ユラン地域ブランデ出身のラスムス・クリステンセン(リーズ)は12歳でミッティランのアカデミーへ。2015年にトップチームと契約した生え抜き。2018年ミッティランからアヤックスへ移籍した事は204景でふれたばかり。
◆◆◆◆◆
コペンハーゲンの南西ソールレズ・ストラン出身のヨアキム・アンデルセン(クリスタルパレス)も2011年まで所属したコペンハーゲンから高校年代になると故郷を離れミッティランへと移りその2年後にオランダへ。
◆◆◆◆
上下の写真は2021年9月UEFAチャンピオンズリーグのフランツ・ブロルソン。マルメが退場者を出したこともあって4-0で完勝したゼニト。この地でロシアとスウェーデン両国を代表するクラブの対戦に立ち会えるだけでも至福。
◆◆◆◆