日本がドイツに歴史的勝利を飾った翌日、ブリュッセルの欧州議会はFIFAの汚職を批判、スタジアム建設において数千人規模に及ぶ死亡者遺族への補償をカタール政府とFIFAに対して要求した。
更に大会中ショッキングなニュースが準々決勝開催当日に。カタールがEU議員を懐柔しようと仕掛けた賄賂攻勢が判明、副議長ら4人を収賄容疑で逮捕された。日本国内の地上波ニュースでも報じられている。
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12月28日には年内最終戦となるギリシャスーパーリーグ第15節。アテネ郊外でアトロミトスと対戦した39位PAOKは、1-1のドロー。4位のオリンピアコスに勝ち点で並ばれた。前半折り返しで首位はパナシナイコス、2位はAEKアテネ。7位のアトロミトスは勝ち点差3で6位アリスを追走する。
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PAOKはギリシャ第二の都市のテッサロニキで唯一アテネ3強と肩を並べる強豪。香川真司が2021年12月まで所属しており日本でも知られている。小林大悟(2010‐11)のイラクリス、坂田大輔(2011)が在籍したアリスも同都市のクラブ。
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アテネでは梶山陽平が2013年パナシナイコスFCのみ。梶山欧州デビューの舞台、アトロミトスとのペリステリ·スタジアムが211景。
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アトロミトスFCの指揮官は、あのクリス·コールマン52歳。2016年ウェールズをEURO初出場でベスト4に導き、一躍名将の仲間入りを果たした。
ロシア大会予選は、セルビアとコールマンにとってもう一つの母国アイルランドに阻まれての予選敗退。潔く職を降りている。黄金世代最後となるカタール大会は不本意な結果に終ったのは残念でならない。
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サンダーランドから中国の河北華夏幸福足球倶楽部監督に就任。2020年から勝負の3シーズン目、前半を7位ならばコールマンにとっては上出来とはいえなくても70点ぐらいはつけられるか。
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PAOK戦は途中出場で殊勲の決勝ゴールも新加入のアンドレアス・キュン。クロアチアのHNLクラブシベニクへパトリック·ソロモンが移籍しても新たなオーストリア人をグラーツから獲得。アルタハ時代のソロモンはエルンスト·ハッペルでのラピド戦を撮影した際左端に。
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そして今季新戦力の目玉は両サイドバック。元ベルギー代表のローレンス·デ·ボック。ズルテ·ワレヘムからの加入。