サッカルチャー秘書室の新連載名を、「ぷら~り 欧州蹴球場百景」に決めた。本年は日本百景が選定されて90年の節目を迎える。ぷら~り欧州を旅してきた際に撮影した写真をリムーバルディスクの隅から引っ張り出して、回想録をだら~りと綴る。略して『ぶらひゃく』。秘書室のカテゴリーに分類される為、撮影した美人秘書イメージのアイキャッチ画像だけは継続させ、今回、花園ななせさんを起用した。
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ちなみに、これまでの日本人秘書は芸能プロダクションからの紹介だったが、彼女は筆者自ら発掘した逸材。編集部内で彼女を、AKBの《コジハル》や《きたりえ》のように略称で呼ぶ意見も出たのだがハナナナ・・・・“鼻の穴”にしか聞こえない。「ななせさん」と普通に名前で落ち着いている。何でも略せばよいわけではない。
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ハナと云えば、チューリップを以前掲載した。
⇒欧州蹴球文化探訪 第三十二の巻 リールで学ぶ。リールに学ぶ。
上の写真は草間彌生氏の作品を反対側から撮影したもの。リール・ユーロップ駅とリール・フランドル駅の中間にある為、パリからTGVに乗ってきてブリュッセルやロンドンへの乗り換える旅行者は必ず目にする。
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今回紹介する蹴球場はこの街のスタッド・ピエール・モロワ。今週末に日本代表がセレソンに挑む舞台はハリルホッジ監督の御膝元。
機内で移動中はひたすら映画を鑑賞する。昨年世界が泣いた『me before you』事故で脊髄を損傷、四肢麻痺のサム・クラフリンを介護するエミリア・クラーク主演のラブコメディである反面、重度障害者の自殺幇助・安楽死が問題視された。
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昨年三月「⇒サルバドール(救世主)はカタルーニャの地に没する」を寄稿した。肺癌で他界したヨハン・クライフを偲んでシュルリアリズムの巨匠ダリのファストネームとクライフのニックネームをタイトルに織り込んだ。
その時、クライフと共に熱い視線を注いだフィールドには、オランダの未来を担う俊英の姿があった。
その後、⇒長靴の国で観た異邦人たち 十七の巻【チェコ黄金時代再来の予感】で、その当時を回想している。
一昨季バルサ戦で才能の片鱗に触れたドニ―・ファン・デ・ベークとアブドゥラク・ヌウリは11月24日のUEFAヨーロッパリーグ、パナシナイコス戦に共にフル出場・・・下の写真、トップチームでは重い番号(34)を背負った彼も同年代のチームでの背番号は8。
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