ぷら~り 欧州蹴球場百景【194】スタッド・ジェルラン / リヨン

新花巻駅から乗車、480キロ走って大宮駅を通過するまで2時間半。東北·上越新幹線よりも一年早く開業したフランス国鉄TGVは、パリ~リヨン間の470キロを2時間で走行するのだから「世界一速い列車」の看板に偽りなし。


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カバー写真で悠希さんが手にしているのは217年12月5日UEFAチャンピオンズリーググループステージ最終節。チェルシー対アトレティコマドリーのマッチデープログラム。添えた英国エールビールは、ブルーにライオンの紋章300年の伝あ誇るベルヘイブン。


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1-1の痛み分けにより結果ローマが首位通過、チェルシー2位転落、アトレティコはヨーロッパリーグ行きに乗り換え。


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年明けのノックアウトラウンドで決勝まで勝ち上がると決勝ではオリンピックマルセイユを破っての優勝。殊勲の2ゴールはアントワーヌ·グリーズマン。


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それまで液晶画面越しのアトレティコ7番グリーズマンのプレーをスタンフォードブリッジで初めて観る。しかし目に留まり唸らされたのはチェルシーの7番こちらもフランス人。上写真前列に並ぶ1991年03月21生まれのグリーズマンと同年同月29日生まれエヌゴロ·カンテ。


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カンテのプレーは半年前のプレミアリーグ、ミドルスブラ戦でも観ているのだが実はこの時が初めてではない。


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更に三年ほど遡り2014年12月12日リーグアン18節。ジェルランの入場者数は3万3千人。


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3位のリヨンに対して前年の二部からの昇格クラブSMカーンは19位。


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このシーズンUEFAヨーロッパリーグ予選敗退ながら地元出身のマキシム・ゴナロンとラカゼットの代表常連組や年明けには代表デビューするナビル·フェキル(ベティス)、PSGから移籍したクリストフジャレと名の知れたプレーヤーが揃うOL。