ぷら~り 欧州蹴球場百景【186】 スタディオ・アトレティ・アズーリ・ディターリア / ベルガモ

ライアンエアでミラノ行きの便に搭乗するとベルガモのオーリオ・アル・セーリオ空港に着く。滑走路から妙に近いテラコッタの屋根群は民家なのか。


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バロック期の巨匠はベルガモ県出身。この空港の別名はイル・カラヴァッジオ国際空港。


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ミラノ市内へのリムジンバス以外で目を引いたのがブレシア行き。ミラノもブレシアも然程変わらない距離にある。
10年前ならばUEFAコンペティションの為、この空港からチャーター機が離陸するなどあり得なかった。


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第166景のモンツァ、第174景のコモと続いたミラノ近郊ロンバルティア州のスタジアム巡りも今回でお終い。第186景はアタランタの本拠地ベルガモのスタディオ・アトレティ・アズーリ・ディターリア。


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レキップ紙を購入したらもれなく『フランス・フットボール』がついてきた。何気に頁をめくると元オランダ代表マルコ・ファン・バステン氏のロングインタビュー。

バロンドールを三度獲得した際の順位と得票ポイント。懐かしい名前が並ぶ。88年は2位フリット、3位ライカールトのオランダトリオ。89年は2位バレージ、3位ライカールトと2年連続で上位3名をACミランが独占して黄金期到来。


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ちなみにこの“何気に”も筆者世代は、当たり前のように使うが80年代中頃広まった言葉。若者の会話に耳を傾けると、最近はまた違った意味の使い方をしている。

アリゴ・サッキが指導したミランは、個の強さを組織戦術が凌ぐ時代の象徴とされた。しかしこれまで多くのメディアを前にしてサッキ本人が語っているとおり、ミランが用いたゾーンプレスの原型は、アヤックスや1974年W杯のオランダ代表にある。


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2016年就任のジャン・ピエロ・ガスペリーニのアタランタ。
このイタリア人の体内にもオランダとアヤックスのDNAが受け継がれているのは明らか。


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