世界の視線がポーランド東部に集中。ミサイル着弾で世界に緊張が走る一方、遂に開幕した蹴球の祭典。初出場&開催国のカタール代表はプレッシャーに押しつぶされ、欧州の優勝候補とアジアの強豪の対戦でドン引き5バックに失望した。
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メキシコと対戦する代表チームも戦闘機に護衛されカタール入り。サウジアラビアに地の利はあるがアルゼンチンに続き2位突破を果たすのはこの試合の勝者で間違いない。
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前回の対戦は5年前の親善試合。若手を起用、3-4-3の布陣を試したが機能せずポーランドは0-1で敗れている。
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第二百三景は、このメキシコ戦が行われたポーランド北部のスタディオン·エネルガ·グダニスク。
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ポーランド国鉄(PKP)のワルシャワ·グダニスク駅。それほど大きな駅ではないが地下鉄とトラムの乗り換えに便利。
しかしグダニスク行きが発車するのはここではない。ワルシャワ国立競技場から徒歩圏の東駅から3時間北上する。
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2013年松井大輔がソフィアから移籍したレヒア·グダニスクの本拠地。前年開催(ウクライナとの共催)された欧州選手権開催に向け2008年着工、2011年に完成した近代的なスタジアム。
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レヒアは松井以外にも個性的な外国人が在籍している。一年前サンクトペテルブルクでのUEFAチャンピオンズリーグ。
スタンドから撮影したマルメの背番号9はクロアチア代表のアントニオ·チョルク(現グラスゴー·レンジャース)。2014-15シーズンにエクストラクラサ二桁ゴールを記録。昨年9月5日のW杯予選アウェーのスロバキア戦でA代表初スタメン。
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10月12日の再戦を報じるスロバキア語の紙面。ルカーシュ·ハラスリンのゴールで再びリードしたもののルカ·モドリッチに決められて2-2のドロー。このハラスリン(現スパルタ·プラハ)も2015-2020の5年間プレーした後イタリアに戻った。