ぷら~り欧州蹴球場百景【182】 オリンピスフ・スタディオン / アントワープ

パリ・サンジェルマンの来日ツアーは、東京・埼玉を経て、最終戦戦の大阪パナスタを残すのみ。現在降格プレーオフ圏に低迷する関西の名門。世界屈指のスター集団の胸を借りてJ終盤の巻き返しを図る。


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個人的に注目するプレーヤーは鈴木武蔵と食野亮太郎の欧州経験者二人。

カバー写真でNaoさんが手にしているのはベルギーでおなじみのMAES。発音はマエスではなくマース。
鈴木武蔵が所属したKベールスホットVAの昨季序盤戦は、ピーター・マース監督と二人のコーチが7節古巣に敗れて五連敗。屈辱にまみれて早々に更迭されると、8節のみアカデミーのマーク·ノエが暫定で指揮を執り、9節からハビエル・トレンテにバトンが渡される。


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このマエストロも最下位から抜け出せぬまま解任。27節から閉幕まではアシスタントコーチのグレッグ・ファンデリットが敗戦処理を務める。


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二部降格が決定した3月13日のヘント戦は、ピッチサイドで撮影していた。


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無観客試合でスタンドはもぬけの殻。この風景にもすっかり慣れてしまい然程違和感がない。


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第182景はKベールスホットVAの本拠地オリンピック·スタディオン。メディアの控室からはクラブのシンボル白熊くんがピッチを見下ろす。


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スタメンシートに目を通すが特に驚きはなく鈴木武蔵もベンチスタート。最前線にフェリペ・アベナッティ、最終ライン中央にマウリシオ・レモスと二人のウルグアイ人。


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